そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

八重の桜#47「残された時間」

http://www9.nhk.or.jp/yaenosakura/
脚本:山本むつみ 演出:長谷知記
 
よかった、襄さんまだ死なない (>_<)
オダジョーのやった役の中でもこの新島襄の役は相当いいよなあ。他の人に比べて襄のキャラ自体もすごく感情移入できるし、私立大を作った人にしても他の大隈さんや伊藤さんみたいな政治家じゃないから、キリスト教徒だっていうにしても「普通の人」としての苦労が共感も呼ぶし。本当になんで、ああ神様もう少し時間を…!と思わずにはいられない。史実の新島襄がどういう人かはわかんないけど、とにかくこのオダジョーの醸しだす雰囲気とか風貌が、特にオダジョーが好きなわけでもないオレから見てもとても良いです。
それに比べると八重さんときたら‥‥ (´△`)
襄のことを心配してるのは分かるんだけど、どうもやっぱり「そういう夫」を持った妻の大変さとして(本当なら大変なはずなのに)共感できないんだよなあ。なんでだろ。ずっとガミガミ言ってるだけの人にしか思えない。脚本のせい?それとも綾瀬はるかのせい?綾瀬はるかはそこまで出来ない人じゃないと思うんだけど、あんまり八重というキャラのことが好きじゃないのかなあ?なんで見ててこんなに八重さんに共感できないのかわからんよ。ウソでもいいから八重さんがもっと主体的に動く話が見たいです。いや見たかったです。
てかストーリー自体は今回まったく悪いとも思わないんで、もっと前からちゃんとこういう大学設立・存続の話をしてくれてたら。なんでこういう話じゃなかったんだ?話の間を埋めるならむしろ山本家のゴタゴタの話じゃなくて同じ私学の大隈重信の早稲田、慶應義塾とかとくらべても良かったんでないか?同志社だって未だキリスト教の大学とか言われてるくらいだし、そっちのほうをもっとやってくれれば‥‥我々が見たいのは学校設立の話ですよ?(何度でもいう)資金集めのパーティで無理をする襄さん、いいじゃないか。八重さん何もしてないけどな。何気に洋装やパーティについてくる八重さんをくさす昔風の考え方のスポンサーたちにもなんか言ってやれよ。というかだからそこで八重さんが何も役立ってないように見えるから何のために襄のそばにいるのかわかんないんだよ。そりゃ資金集めの旅にもついてこなくてもいいって言われちゃうだろよ。
襄のオダジョーが本当にいいので大変もったいない。そんな襄をサポートする八重さんの話でいいじゃん。そういうとこでの八重さんの良さを、ちょっとばかりフィクション入ってもいいから見たかった(すでに過去形)

そしてなんといっても今回はいきなり現れて結構な大金(なのかな)をポンと寄付した挙句、勝手にひとんちの夕食を仕切る槇村さんですよ(笑)
この人結構な状況で、山本家の人々とはそれなりの因縁で京都から追い出されたに等しかったよな?まさかまだ出番があったとは、しかもこんなとこで。まあいろんな意味で本当に憎めない人じゃのう(笑)
てことで、命削って大学のために働く襄さん。麦の種をまかなければ実りはない、結局育てるのは他人任せでも大丈夫だと思ったにしても、自分自身が一粒の麦の種だということをいやというほどわかってるからこその無理が悲壮すぎるよ。でも今にもsにそうだったのに年越してまだ生きてる。それでもやっぱり時間はないのか‥‥(;´Д`)ああああ次回が‥‥
あ、久しぶりの勝先生はいいことを大変さらっと言っててカッコイー!だからそういう八重と襄を中心にした、あの時代の有名人との交流を見たいんだよー。