そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

S -最後の警官-#2

http://www.tbs.co.jp/S-saigonokeikan-/
脚本:古家和尚 演出:平野俊一 原作:小森陽一
 
毎回毎回ものすごい事件が起こってるけどここはゴッサムシティか!?むしろあんな動機で銀行立てこもり爆弾事件を起こした大学生の人となりを知りたいよ。どうなってんだよ現代ニッポン!
まあ話が…というか、もう全体に漫画っぽいんだけど、元々この枠を見てたご年配層はどこへ行くべきなのかちょっと心配。少なくとも漫画原作の枠じゃないと思うんだよなあ。
でまあ、たぶんこれキャスティング含めてキャラ萌えで見るのが一番正しいんだろうけど、自分的にそこまでもキャラ萌えしないのは一號や蘇我はじめ登場人物の年齢が高めだかからかな。キャスト考えると仕方ないとは思うけど、でも漫画っぽいにしても向井りーの一號は特に漫画キャラなんだよなー。ホントはこの枠じゃないと思うよ?月曜8時、もしくはそれこそ木曜のD-MATととっかえりゃ良かったのに。
それでもキャラ萌え的に楽しむと今回はあのしょぼい合コン(笑)だけど、むしろもうあのメンツ、あそこに蘇我がやってきたら空自の3人にしか見えんのでそれはそれで楽しかったw とくるとやっぱり向井りーが浮いちゃうんだよねー(^_^;)
ああいうバカ主人公は漫画ならではだと思うんで、逆にリアルにやる方が難しいかと思うけど、向井りーの柄って漫画原作とかじゃない作品のふつーの青年が一番向いてると思うよ。それともあれかな、全体にコメディテイストが少ないから熱血バカの一號が浮いて見えるのかなー?
それはともかく、小学館のサイトで公開してる原作の1話め読んだけど、これ見る限りじゃドラマのほうが面白いなあ。
あとwikiにもかいてある原作との違いが一號の境遇だと思うんだけど、原作では両親を殺されたのを一號じゃなくゆづるにして、だからこそ一號の「人を活かす拳」が大事な人を守るためってことにしてあると思うんだけど、アレンジしてあるその改変部分をもろど真ん中に持ってきて、逆にそういう人の気持ちがわからないだろうという蘇我の忠告を見るに、原作よりもドラマのほうがやりたいことははっきりしてるというか、物語としてドラマチックじゃないかと思うんだけどな。てことは蘇我の境遇はゆづる(ドラマ版)と同じってことでより対比がはっきりするってことだよね。相容れなさも倍返し…じゃねー倍増だけど、そのほうがわかりやすいし面白いと思う。
原作では蘇我の過去はどうなんだ、って原作では姉が殺されてるのね。ああじゃああれか、原作は同じ境遇だけど違う考え方ってのを、ドラマは境遇自体からして分かり合えない溝にしたってことか。まあそのほうがやっぱりわかりやすいよな。

あと1話め見る限りではやっぱりドラマの一號のほうが漫画っぽいし、寄り少年漫画っぽい気がする。一號だけじゃなく古橋や梶尾とか他のメンツもバカだしなw 呼び出されなきゃ香椎さんは本気で合コン行ったんだろか?w
あと毎回気になってるんだけど、天城審議官は甘党なのか?毎回出てくるたびにおやつシーンって。あとどうでもいいけど天城さんの菅原大吉さんってあんまり偉い人ってイメージがないからすごく不思議な気がするんだよなー。菅原さんと大森南朋が甘いものを前にして重要なこと話してるのって変な感じー(あくまでもうちでのイメージです)
話の展開自体はオーソドックスっぽいから、後はコメディっぽいとこと、犯罪や事件の凶悪さのさじ加減かなあ。あ、そういや敵対するテロリストのMがオダジョーだよ!悪役オダジョーきたよ!そんでもってSに対してMなのか?(苦笑)
まあ一號の「人を活かす拳」ってのを聞くたびになんだか「め組の大吾」の大吾の危機感知能力っぽく感じて、よけいになんか漫画だなあと思ってしまうわけですよ。てか今ならきっとこれくらいのレベルで「め組の大吾」のドラマが作れるだろうに… (>_<)←まったく関係ないけど