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脚本：虚淵玄・ 毛利亘宏 監督：石田秀範
『ここからはみんなのステージだ！』
ダンスネタといえば巨匠！（笑）
たぶん日常（＝ダンス）との決別って感じの話なんだろうけど、もう少し早くても…というか、いやこのタイミングでもいいんだけどだったら今までにもっとその部分を描いとこうよというか。
ダンスが彼らの日常っていう意味なんだろうけど、全然劇中の現実的な生活とはリンクしてないからものすごい子供な世界観なんだよなあ、相変わらず。紘汰が捨てようとしてるものは何なんだっていう意味でね。ダンスは仲間ってことでしかないよね、ミッチが言ってることから理解しても。
まあそれを邪魔しようとしてるブラーボ鳳蓮さんはとても大人げないです（苦笑）あれはユグ社の依頼なのかしら？子供なんか放っといてケーキ屋の仕事しろよ。
とにかくバックボーンがなさすぎというか、なんでそこが気になるのか今思ったけど、紘汰が守りたいものってどれくらいの範囲なんだというか、要はそこなんだよね。
紘汰の言う街の人ってダンスバトルの配信を楽しんだり実際見に来てくれたりしてる人に限らないんだろうけど、その人達がビートライダーズを目の敵にしてるわけだしインベスに襲われて病院で苦しんでるわけだよね。でもそれもまとめて「俺が守る！」とは言ってるけど、紘汰自身がその範囲を自覚してる風に思えないんだよ。彼のユグ社に勤めてるらしい姉のこともたいして描写されてないし、目の敵にしてるユグ社にしたって沢芽市は企業城下町だって言ってるくらいだから当然「街の人」って一括りに出来ないと思うし、じゃあだったらお姉さんはどっち側？みたいな。働いてる人は別とかいいそうだけどユグ社がなくなったら困る人いっぱいいるし、そうなったら今回のビートライダーズ騒動どころじゃなく街の人たちに目の敵にされね？まあ状況次第だとは思うけど、その時の街の人の反応もあんまり予想できないというか、何でそこで沢芽市一般人で紘汰に一番身近なお姉さんの意見ってのを普段から描いとかなかったのかなあ。まず身近な人たちがあってその延長線に街の人があるじゃダメなの？まあ虚淵さんはまどマギもそんなだったけど。
目線が子供すぎて何に対して戦いを挑んでて、彼の言う「大人」が何なのかよくわかんないからその戦いの大義に共感しようがないというか。
かろうじて紘汰が感じてるやり場のない大人への怒りみたいな感情は理解できるるし肩入れはできるからまだいいけど。でもだから余計に戒斗さんの言ってることは紘汰以下だと思うしなあ。もう少し他のキャラのバックボーンの描写は欲しいなあ。
それで結局戒斗さんはダンスなんかどうでも良くて脱退ってことや、鳳蓮の正義のミカタごっこも響かないんだよ。
そういう状況の中でペコが俺は踊りたいとか、ザックがベルト貰って変身って言われても…みたいな。チームリーダーはベルト必須なの？
というかザックがいきなりクルミライダーナックルに変身してるけど、何の前振りもなくまたそんな木の実系雑魚ライダーが。（噛ませ犬ライダーだよな？）つか戒斗のベルトかと思ったんでそれ貰っても…って思ったけど新品？どっから持ってきた？いやまあ戒斗さんがツンデレだってのはよーくわかったけど（笑）
あと邪魔しに来たくせにちゃっかりノリノリで踊ってる城之内は一体何をしたいんだという…ｗ
『この幸せが守れるなら…僕はどんな裏切りでもできる』とか言ってるミッチは間違いなく地獄に落ちるね。むしろミッチが虚淵主人公ポジションな感じ。
城之内＆鳳蓮のコメディは石田監督らしいオモシロ描写だった。あと予告も含めてところどころすごいピンが浅い情感たっぷりの美しいカットがなんでもないとこに混じってるのは何なんだろ？監督、何をやろうとしてたの？その映像もっと見たいんですけど。
あとネットコメントは横に流してください。読めねー（読む必要ないしわざとなんだろうけどｗ）
予告。
戒斗さんはバロンやめたんだから衣装チェンジすべきじゃね？バナナっぽい黄色にすべきだねｗ
東映公式。あ、やっぱりこれでダンスの話は終わりなんだ。だよねー
