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烈車戦隊トッキュウジャー#2「俺たちはここにいる」

東映http://www.toei.co.jp/tv/toqger/ テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/tqg/
脚本:小林靖子 監督:中澤祥次郎
『確かにすごいショックですよ…。彼らのおバカ具合が』
 
まだ何が面白いともなんとも言えないんだけどさ。
「死んでるも同然」の意味は記憶の問題で、すでにもうシャドーラインが闇に変えた駅のある町に住んでたってことっぽい…という解釈で?
というか靖子たんだからってのもあるけどものすごくイマジンチック。何がどうってワケじゃないけど彼ら5人がすごくイマジン的。電王の。
そして何だかこのモヤモヤっとするような漠然とした不安感といい意味での期待感はあるんだけど、とてもじゃないけど一般的にいうところのハッピーエンドにはならなさそうな予感(笑)
おそらく彼らはシャドーラインと戦う中でもしかしたら自分たちの記憶を取り戻すかもしれないけど、もしかしたらそのままかも知れない。取り戻したとしても何か大事なものと引き換えなのは確かな気がする。だって靖子たんだしなw
そういう意味での失ったものはありつつ、でもそれもまた人生的な意味での円満エンドはあるかもしれない。ゴーバスだって両親や研究所のみんなは戻ってこなかったし、電王だって大人桜井さんと愛理さんの本当の意味での記憶は戻ってないしな。でもまあそれでも人は生きていけるんだから未来は暗いワケじゃないし、そういうこともあるよなってくらいの苦いハッピーエンド。
それはともかくとしても、やっぱり話自体はそんなに面白くないんだよなあ。
決闘ヶ原になってしまった街で急に決闘させられて、その嫌な思いの心の闇がどよよ〜んってのはわかるけど、それって仲が良いとか無関係な相手だから嫌な気持ちになるだけで、ぶっちゃけ憎い相手とか殺したい相手のそばに居て、決闘タイムの時に決闘すればかなりスッキリしないか?まあ別の意味で嫌な気持ちにはなるだろうけどw
ゲストの子供もそういうシステムを紹介するためだけにいるだけで、彼自身が何か巻き込まれて困ってるわけでもないからストーリーとしてどうこうって話でもないしなあ。
そもそもこの世界がいつからこんなことになってるのか、それを町の人達に知覚されてるのかなどと考えるとこれって世間的な認知ってどうなってるんだろう。決闘ネタでなんでかわからないけどこうなってたっていうにしてもすごく異常な事態だよね。それをおかしいと思わない人たちが出てくるという初っ端から殺し合いもどきな精神攻撃(だよな)を仕掛けてきてるってかなりダークなんですけど。
しかも主人公たちがそういう闇に飲み込まれて死んだも同然な町にいたから記憶をなくしてるってことは、この世界はだいぶ前からそうだってことだよね。なんかあの世界自体が現実でないような本当に漠然とした不安を持ったまま話が進んでいくのかなあと思うと、鉄道モチーフはともかく話自体はすごく暗い嫌な感じの雰囲気な気はする。
それともこの先もっとスカッとした感じの話もあるのかしら?何にせよ主人公たちがバカなのは元々の性格だからともかくとしても、その人自身のアイデンティティの根拠である記憶(靖子たんの作風的には特に)をなくしたまま幽霊列車で旅するってのはまさに銀河鉄道的でちょっと怖いです。
とは言ってもオレはこういう怖さは好きなので、できればもう少し各話のお話が面白ければいいなあーとは思うけど。
たぶん企画段階では「イマジネーションでなんでもできる」ってもっと希望に満ちた明るいネタだったんじゃないかと思うよ?どうだろ?(^_^;)
ところで変身中に「白線の内側にお下がりください」はいいんだけど「どっちが内側?」って戸惑ってる敵オカシイよ。オレも「どっちが?」って思ったけど。もっと親切にアナウンスしてやれよw
 
予告。
これ一応メインキャラの紹介持ち回り回ってことなのかな?記憶が無いから仕方がないにしてもその割に今回の緑のキャラ見せあんなもんでいいの?
靖子たんってまあたいていこんな感じだけどさあー…真の意味で設定を理解するのにすごく手間かける割にわかってみたらなーんだーってことも多いから…