東映：http://www.toei.co.jp/tv/toqger/ テレ朝：http://www.tv-asahi.co.jp/tqg/
脚本：小林靖子 監督：加藤弘之
『いつもなりきりとかバカみたいって思ってたろうなって…』『ああ、それはちょっと思ってる。でもそれがお前だし、いいんじゃない？』
今週は突っ込みどころありすぎで面白かったｗ
ハンコシャドー、やる気を無くすことにやる気がありすぎる。今回の烈車内はそんな小ネタ感に満ち溢れていたよ。加藤監督グッジョブ！（←完全に靖子たんにこんな気が利いたギャグが書けると思ってないｗ←酷っ）
全体にギャグとシリアス（ヒカリとカグラの関係）のバランスもいいし、乗り換え描写もわかりやすかった。というか初めて乗り換えにちゃんと意味があったぞｗ こういうネタをちょこちょこ入れてくればいいんだよな。
そして正直ワゴンちゃんみたいな人、扱いにくいわー。というか、カグラと別の意味で痛すぎるわ。チケットくんの気持ちがよく分かるよ。ハッキリ言って、ウゼえ〜（^_^;）
今回はカグラの「なりきり」が原因でトラブってたけど、これ現実でもこういうタイプの子によくありがちだけど勝手な思い込みで勝手に問題をでかくしてるよね。お前の思い込みは問題じゃあない、さっさとやるべきことをやれって感じ。それすら出来ないってのにみんな親切だなあ。（そしてライトがお兄さんすぎるｗ）
当然だけどけん玉をああいう風に遊ぶのは危険ですよ！真似しちゃダメ＞小さいお友達
というかそれってだから「なりきり」はやめろって話じゃんね。子供はわからないからああいうので事故るけど、カグラは危険なのがわかっててやるからおバカなんじゃん。ヒカリもそこは注意したほうがいいんじゃね？ヒカリは避けたから当たらなかったけど烈車の窓ガラスは割れたわけで。そりゃそうなるよねという。（それがわからないのが子供だけど、そもそも子供じゃなきゃあんなことしないし）
でもまあこの話ではカグラはちゃんとそのことについて反省したんで良し。こういうのってわりと有耶無耶にしたまま流すことも多いからさ。演出的にはヒカリが受け止めるでも良かったのに、彼が避けて後ろの窓が割れたことにはツッコミも注意もないらなかったのが気になるけどまあいいか。突発事故の結果をスルーするくらいならヒカリが受け止めたほうが良かったと思うけど。
とはいってもヒカリが悪いのも事実で、ああいう「物にあたる」男の人ってのもやっぱりいがちだけど、あれは良くないと思うよ、マジで。カグラがビビってるようにあれも暴力の一種です。思い当たる人は直したほうがいいと思うよ。 *1
カグラみたいな子ってオタクにかぎらずいがちだけどホントイラッとするよな。バカなことやってるってわかってるならやめろよなー。バカだってことじゃなくそういいながら自分は変わらないってとこが一番イラッとするんだけど。
まあカグラにしてもヒカリにしても、すごく靖子たんの実感的な本音が出てるって感じはあるなあ（苦笑）
ヒカリがけん玉のことで腹が立ったことが本人も自覚してないけん玉がらみの記憶か？ってとこで引っ張るのも良かった。というかあの状況でちゃんと謝れるヒカリはむしろカッコイイよ！男子はみんな見習え。
ヒカリの性格として、カグラがそういう性格だってわかってて付き合ってるってことと、瞬間的に怒り沸騰して何かにあたる性格だってのは相反しないけど、でもそういう八つ当たりする人ってそれをちゃんと自覚したほうがいいと思います。
今回の戦隊、トッキュウジャーの彼ら彼女らは記憶がないってことと、想像力豊か（という前提）ってことで人格的には子供っぽい設定にして子供ウケを狙ってると思うんだけど、良くも悪くもこのカグラとヒカリのやりとりは子供向けじゃないような。これはこれとして別にいいけど。
というか子供は実感的にはわかんないんじゃないかなあ、だってそもそもいい年したカグラがあんななりきりゴッコしてるのなんて、ちょっとおませな子なら「大人なのにバカみたい」って思うもん。（たぶん）
子供の頃はよくやったけど、なりきりと想像力って同じなのかなあ？大きな括りとしては同じような気もするけど、なりきることで想像力をまとうってことだよね。番組的設定としてはその想像力が実体化するってことで。
ただまあ傍から見て「バカみたい」だとは思うな。うん。カグラだけ見た目が子供っぽいってのはそれもあるんだろうけど、見た目子供っぽいライトが行動以外はわりと大人な対応してるっていうのと似て非なる感じ。
見た目も性格もクールなヒカリが実際感情的には大人じゃない（その後ちゃんとクールダウンするのは大人的だと思うけど）とか、トカッチがもう何もかも残念すぎるとか、いろいろ今回はキャラのカラーが出てて面白かった。ミオはちゃんと役に立つ大人の姉御だけど、まだ今後見えてない落とし穴があるかなあ？何かしら子供っぽい欠点はあるはず。靖子たんだしｗ
とにかくそのシャドーラインの闇の駅での「やる気あるやつにハンコ押してやる気を無くさせる」っていうネタは思った以上に効果的だし、最終的に死に至るって怖すぎ。だからそのハンコ何ってのも突っ込まないし、それ以上の話にはならなかったけど靖子たんがその手の話を書くのが苦手なのは知ってるから別にいいし。そういうドタバタギャグをやりたいわけじゃないんだよね（苦笑）
それ前提で３人無気力になって、カグラとヒカリという相性悪そうなコンビを活躍させるというネタが上手く噛み合って、ワゴンちゃんのウザさとチケットくんの毒舌も際立ってて良かったと思います（笑）
そのわりにちゃんと他の三人のキャラクターも見えてたし、シャドーラインの人たちのやりとりもちょうどいい塩梅だったし、結果的にいろいろ上手かった。グリッタ嬢はどういう意味での切り札なの？単なる行程の花嫁候補じゃないのかな、これもなんか伏線っぽいけど。
それより気になったのはチケットくんだよ！
ワゴンちゃんがこの駅後回しにしようっていうのに対して
『出来るわけないでしょう、何言っちゃってくれてんですかこのおバカ娘！脳みそ売っちゃったんじゃないですか？』
ってヒドすぎｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ毒舌というにも酷すぎる（笑）確かにワゴンちゃんが激しくやる気消滅するのはわかるわ（笑）靖子たん酷い！（笑）
でもってそんなアレヤコレヤがあって車掌さんが発言には気をつけてくださいってのに、『私に言われましてもねえ』ってどゆこと？車掌さんも『ですよね〜』ってどゆこと！？ 毒吐きがチケットくんの意思じゃないってことなの？やっぱり車掌さん？車掌さんの裏の人格なの？えええええ？なんかスゴい伏線なの？（そんなわきゃねーか）
ところでなんでけん玉？と思ったんだけど、今アメリカとかでスゴいブームなんだね。知らんかったー。
予告。
烈車大爆破よりも、トカッチ何があった！？ってことのほうが気になりすぎるｗ
*1:誰とは言わないが身近なとこにもああいう人いましたが、地道に言い聞かせて収まりました。そいう人が身近にいる人は「それは暴力に等しい」ときちんと言っていきましょう。時間かかるけど言わないと本人は全然わかってないから
