そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

タイムスクープハンターシーズン6#1「見えざる戦い!ほら貝吹き(戦国時代)」

http://www.nhk.or.jp/timescoop/
脚本・演出:中尾浩之
 
あ、そうか、シーズン5はつぶやいただけで感想書いてないんだっけ。まあいいや。
というかこれホントに年に1回くらいにスペシャル感があったほうがありがたくていいと思うんだけど、作ってるスタッフはライフワークでよくても要潤はそういうわけにはいかんのだろうから歯がゆいね(^_^;)
オンエア回数が多すぎてクオリティが下がったら嫌だなあと思ってたけど、30分とは思えないハイクオリティなドラマだった。相変わらず出来がいいですね ( *´∀ `* )
今回はテーマ曲とか冒頭のナレーションとかちょこっとだけ変わってたね。
あと武士たちが軍議をするとこは普通の録音じゃない?みたいに音響が更にリアルになってていいのやら悪いのやらw
 
ってことで、1583年の常陸国。行平正景軍の森本城攻め。
ほら貝って、いやほら貝使ってるとこって時代劇でもあんまり出てこないし、不勉強なことに戦の時の合図くらいの役割だろうと思ってたからまさか暗号拡散器だとは思わなくてちょっと意表を突かれたよ。しかもそこには高度な駆け引きが!
戦で法螺貝を吹く「貝役」の人が敵の奇襲攻撃で殺されて、その代わりに山伏を連れてこようという話。
なぜそんなにも「貝役」が大事なのかわかんなかったんだけど、吹くのも難しいほら貝を使った暗号伝達係のスペシャリストならそりゃそうだよな。しかもむしろこの時点では、3倍の大軍である行平軍を前に貝役を先に殺した森本城のほうがやっぱり一枚上手だったと思うよ。
山伏の正善坊が連れてこられるとこは、ちょっとよしながふみの「大奥」有功・家光編の有功が還俗させられるとこを思い出したよ。お願いじゃなく当然のこととして連れて行く、言うこと聞かないと仲間を殺す(てか何の前振りもなく殺した)って、武士はいつだって傍若無人だね!
しかし暗号伝達の法螺貝の音は、遠く離れた自軍の陣形内で味方の攻撃タイミングや成果を伝えあってるってことで、でも逆にそれを利用され裏をかかれた行平軍が全滅という以外な展開。
無理やり連れて来られた正善坊さんは仲間の山伏が吹くほら貝の知らせで戦場を抜けだして無事という、30分の間に二転三転する相変わらずうまいストーリー。
まあ武士が戦で殺しあっても山伏たちにとってはどっちもどっちで、ただただ戦は虚しいとしか言いようがないラストであった。ほら貝はもともと死者を弔うための法具ってことで上手く話の結末も締めて、まったく世の中は諸行無常だね (∋_∈)