そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

タイムスクープハンターシーズン6#2「大江戸入れ歯事情」

http://www.nhk.or.jp/timescoop/
脚本・演出:中尾浩之
 
沢嶋さんっていつも一番最初に「密着取材に成功しました」っていうけど、なんで完了形から取材が始まるんだろう(^_^;)まあそのほうが安心して見てられるけどw
そして毎回思ってるんだけど、なんで下調べをしてから行かないんだろう(苦笑)いつも途中で追加調査を古橋さんに依頼してるよね。まあそうでないと古橋さんの出番なくなるけどw

それはともかく江戸時代の入れ歯「木床義歯」を作る入れ歯師の話。
象牙の総入れ歯カッコイイ… (*´Д`)ハァハァ
というか日本の技師さんはスゲーな!相当昔から入れ歯というもの自体があったってのは知ってたけど(あの総木製のやつ)、見た目だけの外国の入れ歯と違ってちゃんと噛めるってすごい!顎にきれいにくっついてるってことは個別オーダーってことだよね。
と思ったら作り方自体が今とたいして変わんないんですけど。あの作業台にあった黄色いのは型だろうと思ったけど蜜蝋か!蜜蝋でちゃんと歯茎の型をとってそれに合わせて入れ歯を削削っていく。紅で当たりをつけて最終調整する…って今も歯医者で同じことやってる、やってるよw
いやオレは入れ歯作ったことあるわけじゃないけど、歯医者で詰め物したり噛み合わせ調整したりするのと同じ手順だよね。(こないだマウスピース作ったばかりなので似たようなことやった)日本の彫師さんスゲー。
てか外国人にそういう技術がなかったとも思えんけど使い方とか気遣いの問題か?日本人ていろいろ細かいなw 中国とかも同じくらいのことはやってそうな気はするけどどうなんだろ。西洋的大雑把さなんだろか。というか現代の入れ歯事情ってどうなんだろ、ちょっと気になる。
でもって木製の床に象牙や動物の骨の歯でしょ。象牙ってーと当然輸入物だと思うからそれめっちゃ高くても仕方ないよなあ。おトヨさんのは蝋石みたいだからそんなにも高価でもないんだろうけど、10万円からヘタしたら30万円か。
しかも清志郎さん、入れ歯作りに来た金持ちから稼いだ金をつかって庶民に虫歯撲滅キャンペーンで歯磨き啓蒙までやってるとは。偉いなあ〜
それにしてもギルドだよw 入れば技師のギルド。他にもいろいろありそうだな、江戸のギルドは。そしてやっぱり迂闊にギルドの親分に逆らってはいかんのか。
まあ今回は清志郎さんが依頼内容を伝え忘れたってことで弟子が悪いわけでもなく無駄にハラハラさせられたけど、なんか事件でも起こるんじゃないかと思ってドキドキしてたからこの程度で住んで、しかもおトヨさんのお見合いも上手くいって良かったヨカッタ。今回は事件よりもウンチクw
本当にTSHはいつもオレたちに知らなかった歴史を教えてくれるよ。すげーなあー!