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BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係#7「敗北」

http://www.tv-asahi.co.jp/border/http://border-project.com/index2.html
脚本:金城一紀 演出:橋本一 原案:金城一紀
 
事件が解決しなかったよ…ひき逃げされた横森くん可哀想…(ノД`)
あとひき逃げした宇田川の彼女も殺されちゃって可哀想。彼女は何も悪くないのに… (´・ω・`) 権力者マジこええ。
横森くん役の川籠石駿平くんって、まだwikiもないんだけどなぞの転校生とかWOOJOB!に出てんのか。彼、なんか若い頃の高橋克典に似てて、最後のいいシーンで気になって仕方なかったよ(^_^;)
そして宇田川の彼女は美人だってことに意味はあるけど、今回ちょい役の女性たちもみんな美人だったぞ。遺体安置所の病院スタッフ?の子たち。いやまあそれはともかく。
 
石川の敗北。事件が解決せず犯人が逃げてしまったから…もあるけど、石川自身が完全に一線超えたことそれそのものが刑事としての敗北ってことなのかなあ。おまけに神坂にも軽くいなされちゃったし、何もかも負け。
目撃者のおじさんとか店長とか一般人に当ってみても、彼らだって見て見ぬふりするしかないじゃんよ。宇田川の彼女だって、石川がちょっかい出さなきゃ殺されずにすんだだろうに。
そして石川が一線超えちゃったことが、刑事じゃなくただの正義感の強いガキだと指摘され、おまけに市倉には強すぎるヒーローは怪人と同じとか言われちゃうしふんだり蹴ったり。事件に関係した何かが見えすぎることで、捜査に歯止めが効かなくなってるってのは確実にあるよね。
赤井には一緒に泥船に乗るつもりはないって拒否られて怒られて、鈴木さんには危ないからって距離を置かれちゃったけど、サイ&ガーくんたちはどうなんだろう。石川を見捨てないであげて…(´;д;`)
まあ事件は解決しなかったけど石川が頑張ったことは横森くんにわかってもらえて良かった。相手が悪かったんだよな。お母さん可哀想 (´;д;`) ウウウッ…
後味が悪いというわけではないけど、とてもビターな苦い結末だった。オレは「これ時間内に終わんないじゃん…?」と思ってドキドキした(^_^;)

それにしても神坂(中村達也)はカッコイイなあー!思わずオレも裏社会の掃除屋とかやりてーと思っちゃったよ。いや無理だけどw
掃除屋というと原作者つながりで「SP」のリバプールクリーニングの4人組思い出すけど、こっちは一匹狼のカッコ良さ。なんというか、何もかもをキレイにきっちり処理して痕跡を消し、秩序を保つということに彼の美学を感じるね。
石川と殴り合いをすることを見越して予め警官を呼んでおくとかカッコよすぎる。
あれ最初一瞬意味わかんなくてニセ警官が引き取りに来たのかなと思ったけど、全部そういうお膳立てをして時間稼ぎをしてたってことだよね。ちょうど路地の両端に車が止まってるのも怪しいと思ったけど当然神坂の仕業だろうし。何から何まで用意周到すぎる。カッコイイ (*´Д`)
あれだけの出番であれほどカッコイイと思わせる中村達也カッコイイ。うむ。
ともかく石川はとても心配。すぎたる正義感は身を滅ぼすってことだけど、彼はどこで歯止めを効かせたらいいのか。どこまで突っ走るんだ?それとも今回のことでちょっとだけ歯止めかかるのかなあ…(;´Д`)
宇田川はそのうち父親ももみ消せないようなことヤラカシて逮捕されればいいよ。つか親もなにかで失敗して失脚すればいいよ!(呪い)間違ってもこういう悪どい権力者にはひき逃げされたくないね!