そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ビター・ブラッド#11(終)

http://blog.fujitv.co.jp/BitterBlood/index.html
脚本:小山正太、小峯裕之 演出:金井紘 原作:雫井脩介
 
今週のスマスマをちら見した感じでは、現場の鍵山班の人たちはとても楽しそうだったんで(壮大なアドリブとかw)、たぶんんこれはキャストの無駄遣いとかじゃなくやっぱ純粋に彼らは楽しかったんだと思う。思うことにしよう。たぶん楽しかったよね?(^_^;)
 
前回のとても絶望的な状況からの続きですが、その状況ならあんなお気楽鍵山班の奴らでも一応ちゃんと事情説明して呼んでくれよ、夏輝たん〜(;´Д`)できなかないよね?
いやなんであそこで単独犯でしかも足が悪い貝塚に夏輝が手が出せないのか、マジで意味がわかんないんですけど。
というか夏輝と島尾の愉快な掛け合いはともかく、あの復讐テロリスト貝塚との決着がそこそこシリアスでハードでもしかして島尾死ぬんじゃね?とか思ってたのに、爆発から助かって出てきたあの二人、夏輝はともかく島尾のご丁寧なコント塗りの真っ黒顔が何もかもすべてを物語ってると思うんだよね(苦笑)そういうドラマだったんだよね。島尾、どう考えても死ぬわけないじゃん…(^_^;)
いくらなんでも普通に考えて相当絶望的だった前回の島尾拉致監禁状況からして、あそこで顔真っ黒に塗って出てきていい話じゃないと思ったんだけど、それをあえてやるというそこにこのドラマの志(笑)を感じたよ。これでいいよ。むしろやっぱり過剰にハードめなバイオレンス描写が余計だったんだよね。納得。すごく納得。
それよりもなんだか冒頭からして先週の話と繋がってない気がするんだけど、夏輝って確かかなり怪我人が出た大掛かりなバスジャック事件で一人だけバスに残って、つまり拉致されたって事になるはずなんだけど、鍵山班なんであんなに余裕ぶっこいて通常営業なの?意味がわからない。
彼ら的にあの日って、自殺未遂をみんなで止めて島尾のバースデーサプライズに肝を冷やし、でもなんでか島尾や夏輝と連絡つかなくて変だなあ〜…ってとこだけど、その後バスジャックされてたはずのバスから瞳ちゃんだけ戻ってきて夏輝は行方不明な状況のはずだよね?なんで呑気に黒ひげとかやってるの?意味がわからない。
しかも夏輝と島尾がいないってことが「二人で遊園地にでも行ってるんだろう」になぜなる?瞳ちゃんちゃんと上司に報告説明した?(・_・;) 意味がわからない。
あとまあ瞳ちゃん、ぶっ倒れるのはまず言うことやってやること済ませてからにしようよ、相手が貝塚だから倒れるなとは言わないけど、一応刑事なんだし。
 
とにかく夏輝は貝塚に監視されてるわけじゃないんだから、まず仲間に電話して居場所と状況を説明しようぜ。どっちにしても自分で爆弾を何とか出来ると思ってるほうがおかしいし。
そんで杖ついた貝塚が数分でたどり着く島尾拉致現場に行くのになんでそんなに時間がかかる?というか、まず貝塚の杖奪っとくべきじゃね?どうせ爆弾のスイッチ入れられちゃったんだし、それ以上の何があると思ったんだ?そこで杖奪って蹴りでも入れときゃいいと思うんだが。
あとあんなとこで「爆弾がありまーす!」なんて大声あげたらマズイと思うんだよね。バカなの?いやそういうとこでドラマ的に真っ当な手順踏んでも仕方ないとは思うけど、でもあまりにもバカだよね。刑事とは思えない。
なんか突っ込みどころが多すぎてどうしようとは思うけど、一つ言いたいのは貝塚って根本的にはバカじゃね?まあ死んで気が済むならそれでもいいと思うんだけどさ。その顛末がコメディ予定調和じゃ死に損だろよ。憎い島尾に命をかけて嫌がらせをした挙句、あの島尾の黒塗り顔。あれでよかったの?オレなら死んでも死にきれんぜ?(笑)
とにかく島尾先輩がMOZUの倉木並みに頑丈で丈夫なのはよくわかった(^_^;)本当になんで死んでないんだ?
ああ、一つだけ。爆弾のコード切ったら撃たれるってのだけは意表をついてて良かった。マジびっくりしたもん。その直前があのアホ親子バディの掛け合いだったから余計に。
でもさ、爆弾のコード、どの道切るのは一度なのになぜ両方のコードに仕込んだ?っていうね。もう一本切ればもう一度弾が出ると思った夏輝ってのもおかしいけどさ。
とにかくいろいろウヤムヤだったけど、もうそれはそれで。
そんでわけの分からない最後のコソ泥なんだったんだ?意味がわからない。
てか夏輝さ、あれ2週間で自転車乗ったり動いていい怪我だと思えんのだが。島尾もだけど。2種間でなんとかなるような怪我じゃなかったと思ったけど?ないよな?
なんだろう、あのEDだけはすごく盛り上がったドラマみたいな終わり方してるけど、絶対違うよね。
鍵山班を愉快な仲間たちが面白かったのは事実だけど、どの話数からちゃんとあいつらのやり取りが噛み合って面白くなったのかも覚えてないくらいだよ。
今期、MOZUの次にこのドラマが視聴率良かったってことがとてもじゃないけど信じられない。無意識にこのドラマのコメディ部分だけを認識出来て楽しめてる人たちが心底すごいと思います。見方がわかってからは楽しくなかったとは言わないけど、なんかもういろんなことがさっぱり意味がわからない。
本当に変なバイオレンス部分なくして、単なるお気楽コメディ刑事ドラマだったらどんなにスッキリ気分で楽しめたのかというね。どうせ事件はマトモに扱ってないんだから、完全にキャラ物でよかったのになあー。
あ、一応指摘しとくけど、夏輝と瞳ちゃんの自販機前の告白シーンは島尾が好きだって言った時の繰り返し演出だよね。なんでそういうとこだけはきっちりやりきってるのか(苦笑)
そんでもって次回なんでオッサンばかりの火9?意味がわからない。いろいろ突っ込みどころが多いよフジテレビドラマ班。どこへ行こうとしてるのか火9w