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脚本：虚淵玄 監督：柴崎貴行
『そうだ、光実を追い詰めたのは俺だ…』
あああ〜貴虎兄さんが〜〜（；´Д｀）
でもしかし、水落ちしたくらいじゃ死んだはずないからこれは再登場期待。しかもそうなると二回目か？ｗ
弟・光実の変容に驚いてる貴虎兄さんですが、なんかそもそも貴虎兄さんがノブレス・オブリージュを誤解してなきゃこんな事にはならなかったのでは？ノブレス〜は別に優れたものが率先して犠牲になることの名誉という思想じゃないだろよ。そりゃミッチがうわバカみてー俺たち、なーんて思っちゃうよなあ、貴虎さんの教育だとよ。高貴なる義務は他人に利用されて自分が潰れることじゃないから…（；´Д｀）
あとまあ弟に期待をかけて厳しく育て、でもちゃんと愛情もかけてたのに伝わってなかった…なんてことはよくありがちですが、そもそもそういうことを曲解して「兄さんのせいで僕はこうなったんだ！」とか言い出すキャラは、もともとそういうキャラだと思いますよ？
レデュエがまさにそうだと思うんだけど、過去に何があったのかーバーロードの人間関係はよくわかんないけど、最初に殺したのは親兄弟だとかいって肉親殺しを楽しそうに語る様な人はだいたい最初から壊れてるんだから、そんなレデュエに気に入られてるって時点でミッチも同族ですよ。やっぱミッチは最初から腐ってたんだよ。諦めろよ紘汰…（いや諦めちゃダメだけど）
そんなミッチを自分のせいだと倒しに行く貴虎兄さんは偉いなあと思うけど、
「いつも裏切られ利用されるばかりの兄を見ながらあいつはきっとこう思ったんだろう『自分はあんな馬鹿な大人にはならない、騙されるより騙すほうがいい』と」
などと自分を分析するのもちょっと自嘲的すぎるというか、わかってたらなんでその自分の生き方をどうにか出来なかったんですかね？ (∋_∈)
ミッチが人類の半分は助かるって言ってるけど、それも貴虎兄さんが人類の7分の6は見殺しにするっていうことを正しいことだとか言ってたせいだしなあ。
でもミッチが浅はかなのは言うまでもなく、肝心なのはそんな約束をオーバーロードが守るかどうかってとこですけどね。そんなの守るわけねーだろよ。肉親殺しを楽しそうに語るような奴がよぉー。
そんな腐ったブドウ→偽メロンなミッチの行く末は最後まで見守っていきたいかと。
まあオレ的にはそんなミッチを信じる紘汰はそれなり主人公っぽかったし、貴虎さんと仲が良いのは好ましいことなのでこの展開は大変よいです。
ミッチに対して嘘をついてるのも辛いんだっていう紘汰のことを舞だけはわかってるってのも、視聴者的にはちょっとヒーローっぽい状況なのでオレ満足。
話の面白いとこはミッチに掻っ攫われてるけど、紘汰さんも地味に異変が起きてるよ。
ただお腹が減らない、食欲が無いってのを貴虎さんがベルトの力で解消しちゃったけど、そのせいで極アームズの真実が遠のいたってことは？ベルトの効能と知恵の実の力での変異は一応別ってことなんだろうけど、ベルトに副作用がないならそれはそれで。一応レデュエがなんか言ってたし。知恵の実のロックシードは何か問題が？あとサガラは知っててそれを紘汰に渡したのなら、なんでそんな運命を紘汰に背負わせたのかと。
あとまあレデュエにやられた戒斗の傷はベルトの効能で抑えられてるのかしら？一般人ならあっという間に（だっけ）植物人間だよな。
自分を裏切った形になってる湊燿子をあっさり赦す貴虎兄さんの懐の広さはまさに大人ですね。
この番組内で唯一大人だった貴虎さんの退場は大変に痛いのですが、大人でも間違うってことをそんなにちゃんと追求しないまま退場ってのはどうなのかなあ…やっぱり人類の7分の1しか助けないということの間違いはちゃんと気がついて欲しかったけど。
予告。
え、えええ？どうなってるのこれ（笑）こんなところで映画販促回。あと2ヶ月もないのに…（^_^;）
