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タイムスクープハンターシーズン6#11「恋のヒゲ大作戦(江戸時代)」

http://www.nhk.or.jp/timescoop/http://www.nhk.or.jp/timescoop-blog/
脚本・演出:中尾浩之
 
髭ネタというわりにとんだ軟派な話であった(笑)
体毛の処理をする息子を軟派なやつという父親が語るヒゲの爺さんの話は、豪傑の嫁取り物語かと思いきや思いもよらないとんだ軟派な恋バナというね。しかも合コン、いやさ完全にねるとんじゃん!(笑)江戸時代にもねるとんが!(違)
どちらにしてもヒゲのあるなし関係なく、身だしなみに気をつけすぎるのは若者の人生かけたモテ的な一大事で大人にゃ判らねぇってことか。あってもなくてもやってることが軟派なことには違いねえ(笑)つか日本人変わらなさすぎる(笑)
しかも怖ろしいことにこのことからわかるのは、日本人は江戸時代どころか遥か昔から体毛の薄いツルツルスベスベな優男を好むDNAだってことですよ!この日本においてヒゲセクシーが持て囃されたことなんか一時的な気の迷いとか、下賎な民の間でのことだという話かよ。生活能力の低い優男が好きなのは日本人のDNAに書き込まれてるんだからしようがないのか(笑)
でもこのあと明治になったらまた偉い人は髭丈夫になるんだよな。歴史は繰り返す、たぶん100年単位くらいで!w
江戸初期の勘五郎さんの時代は髭から優男へ。まさにこれから洗練された江戸文化に向かうところだとしても、それが傾奇者を取り締まるヒゲ禁止令のせいだとは。やはりヒゲはアウトローの象徴なのか。髭好き女は気質じゃないのかw
というか、鎌倉時代には貴族的・女っぽいという理由でバカにされてたツルスベ優男を江戸幕府が奨励してたってことは、裏を返せば従順な傾いてない(無法者でない)人間を良しとする風潮ってことで、つまり危険人物排除ってことだよな。そりゃそのほうが政治としてはやりやすいという、そこまで深い話なのかも?(深読み)
世の中うまく出来てますな。
お話はこの番組的にありがちなネタ展開かと思ってたら、意外と脚本は練りこまれてて相変わらずのクオリティに驚愕ですよ。付け髭もどうかと思うけどまさかの髭禁止令という予想外な展開ですよ。
しかしそのお陰で勘五郎は命拾い。まさに運命の相手と出会って(最初に水をもって来てくれた時にそうだと思ってたけど)髭なし好きの(嫁の)遺伝子が今まさに孫の子供の新太郎に受け継がれたってわけですね。
今回はなんだか沢嶋もいじられてたけど沢嶋さん@要潤は髭に合わないよねえ(笑)つーか、紐付きの付け髭ってどうなのよ?一発で偽ひげってわかるじゃん!いいんだ?よくないだろよ(笑)
勘五郎さんの糊付けヒゲもなんかジブリのオッサンキャラみたいでなんともかんともって感じだけど(笑)
そして古橋さんが興味深そうだったのはなぜなんだぜ?お父さん@渡辺謙がヒゲだから?(笑)