そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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死神くん#9(終)

http://www.tv-asahi.co.jp/shinigamikun/
脚本:橋本裕志 演出:本橋圭太 原作:えんどコイチ
 
死神413号と監死官が消滅の危機か!ってので引っ張ってたのに、結局最後は消滅して転生ってある意味潔いよね。こういう気持ち優先で泣かせにならない理屈っぽい話わりと好きかも。
その割に感傷的にまとめたというか、悪魔は死神413号と友達になりたかった…ってのも、なんかしんみりするよ。彼はまたこれからずっと一人ぼっちなんだよな…( ´Д`)

お話としては、あのビルで爆発に巻き込まれて死ぬ人を運命扱いにするという天界の決定もなんだか納得いかないんだけど、でもそれはそういうものか。
世の中、この世だろうがあの世だろうが不条理はあるんだよな。帳尻合わせってだけだから本来死ぬはずだった57人が今日助かったとしても明日に回されるだけかもしれないし、あのビルの57人が今日助かっても明日はわかんないわけだし。(って死神413号も前に言ってたし)
にしても、その57人(中平除けば56人)を救うために死神が中平を殺したというのも、そこで正義とか倫理観がどうのって葛藤するような話にならずにあっさり死んじゃったんで逆に良かった。
少なくとも彼は救われたわけだし、そういう意味では運命として死ぬことはおめでとうございますだし。
部下の長友くんも気の毒。彼はどうしたんだろうと思ってたから余計に (´Д⊂ヽ
不正が正されて名誉回復しても死んだ者は戻ってこないけど、少なくともこういうドラマだから死んだということの扱い自体が軽いのは仕方ないか。中平もだけど、死んだから何?的な意味で。
そして悪魔がちゃんと不正暴露の願いを叶えてくれて良かったヨカッタ。
転生後の監死官はともかく死神413号はただのリーダーじゃんよ(笑)釣りしてんじゃないよw あそこに悪魔もいればよかったんだけど、主任とのやり取りで終わりが正解かw(そりゃそーだ)
いやオレ的には転生した二人を見てる悪魔もいて欲しかったけどw 菅田くんはいいなあーカワイイなあー ( ´ω `*)
最後まで普通に面白かったけど、逆にキレイに終わりすぎてるかな。死神と監死官と悪魔でえんえんと魂の取り合いとかやって欲しかったなあ。主任が監死官狙ってるのも結構本気臭かったし、原作知らないからアレだけど、そこら辺妙にきっちりマジメにやりすぎるドラマだった。良くも悪くも。