そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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アオイホノオ#1「長き戦いのはじまり」

http://www.tv-tokyo.co.jp/aoihonoo/
監督・脚本:福田雄一 原作:島本和彦
 
実は原作は読んでないんだけどさ。(過去作はもちろん吼えろペンの10巻目くらいまでは読んでたけどその辺からどうも島本和彦の漫画が苦手になってしまって読んでない←多分リアルな絵を描こうとしてるとこがまったく好みじゃないんだと思う)
でも原作は読んでないけどこのキャストのビジュアルの再現っぷりが超絶的なことはわかる!とんこさんとか島本絵でイメージが思い浮かぶくらいには島本漫画の絵柄はわかる!w
てことでキャストが成功した時点でこのドラマは勝ちだと思うけど、まあこれの福田雄一は良い方の福田雄一なのかな。なんか福田雄一って今までの作品見てると0か1か的に当たり外れ大きいよね。原作読んでないから細かいことはわかんないけど、まあいいような気はする。といってもキャストに持って行かれた気はするけど(笑)
もともと映画「逆境ナイン」の脚本やってるくらいだし、島本漫画好きなんだよな?
 
とにかく柳楽優弥島本和彦感がスゴい(笑)あの熱く思い込みが激しいブレない感じが漫画の焔モユルそのまんま。(原作読んでないけど)
再現力と成り切り感と説得力がすごすぎる(笑)
ヤスケン庵野ヒデユキの出落ち感がスゲエ(爆笑)キャストは知ってたけどスゴい出オチすぎて爆笑w
まああの状況、大体は誰が集まってたのかはオタクの教養としては知ってるけど、それでもなんでこの才能がここに集まったのかというあの当時の大阪芸大梁山泊感スゲエ(笑)
そして当然焔モユルは漫画家、しかもある意味一世を風靡した漫画家になるのはわかってるんだけど、それでもこの若き日のモユルは痛すぎるわー(笑)こういう人いがちだけど痛すぎる。才能があってよかったなとしか(笑)
でも世間的に評価された時期でいうとモユルのほうが早いんじゃないかな?そりゃ最終的に庵野ヒデアキには敵わんのだけど。まあ漫画とアニメの違いにしても当時少年漫画って勢いあったからなあ。
少なくともこのドラマを見てる人はそれを知ってる故に、あのラストの自主制作映画上映会での大敗は悲しくも笑えるわー(笑)
「感動せん限り俺の勝ちだぞー、庵野ー!」って、いやあの庵野ウルトラマン庵野が何を感動させようとしたのかもわかんないけど(苦笑)でもあのウルトラマンはスゲエよな。(元のフィルムも見たことあるけど)
モユルは重要なのは音って言ったけど、あれ(元のやつは)構図も巨大感を出すような特撮構図だよね、エヴァでもやってるけど。そこの発想からしてもう勝ち目なしだと思うわ(^_^;)
とりあえず原作はずっとスルーしてたけどちょっと読みたくなった。
 
公式サイトの岡田斗司夫の解説も面白いなw→http://www.tv-tokyo.co.jp/aoihonoo/special/blog/index.html
そういえば今回はあだち充高橋留美子のことが出てきたけど、昔は普通に読んでたけどあだち充の女の子キャラが大っキライwwwほんともーイラッとするわー
高橋留美子はデビュー時からリアルタイムで好きだったんで、ズレてるとか言ってるモユルにはまったく同意出来ねーわ。でもそんなモユル先生が後にその物申してたサンデーで描くことになるんだから才能ってスゴいね(笑)