そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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GODZILLA ゴジラ(DOLBY ATMOS 3D・字幕版)

http://www.godzilla-movie.jp/
監督:ギャレス・エドワーズ 脚本:マックス・ボレンスタイン

 
ネタバレのある映画じゃないから感想はそのまま。(今回の感想はカジュアルすぎですが重要な情報は各自補完でw)
あと映画はオススメだけど、原発メルトダウンっぽい描写や東日本大震災そのまんまな津波映像があるから、そういうのがダメな人は要注意。むしろあえてそれを入れてくる監督は勇気あるなあと思ったよ(^_^;)
 
今回もTOHOシネマズ日本橋のドルビーATMOS 3Dで観てきたよ!しかもプレミアムシート!これスゴいいい!ゆったりしてて楽だったー(*´Д`*
いやー、とにかくスゲエ面白かった!ゴジラがカッコよすぎる! (*´∀`)=3
ラストのゴジラが帰るとこは旧作みたいに(うろ覚え)もう少しだけ余韻が欲しかったけど、一仕事終わってザッパーンと温泉に浸かるように海に入るゴジラがかわいかったからいいやw
いやゴジラの造形自体はちょっと頭小さすぎて口も小さいのが不満かなあ。足が象の足みたいにズドンとした円筒形なのも余り好きじゃないけどまあいいよ。でも続編の時はもう少し頭大きくしてほしいな。なんか今回のゴジラのシルエットってレッドキングみたいなんだもん。もうちょい首と頭の区別は欲しいですよ?
でもってオレ、基本的にはガメラ派なんだ。もちろん子供の頃たぶんリアタイで怪獣映画見てて、放射能怪獣の難しいゴジラより子供の味方のガメラのほうが好きだったって話。だからもちろん平成ガメラ好きなんだけど、今回のゴジラ平成ガメラ(一作目「ガメラ 大怪獣空中決戦」)すぎると思う。*1

あんまり前情報入れてなかったから第一作みたいにゴジラが人類の敵な話かと思ってたけど、まさかのギャオスみたいな怪獣登場にビックリ(^_^;)
作品としてはガメラを地球の精霊、ギャオスを超古代文明の作った生物兵器だと設定してた平成ガメラのほうがオタク的には(いろんな意味で)優れてるとは思う。ゴジラにしてもムートーにしても古代生物の生き残りで天敵同士ってことにしちゃった、そこら辺が曖昧だったのはちょっともったいないと思うかな。
ただストーリーのアウトラインはまったく平成ガメラと同じなんだけど、同じなのに面白かったんだ。
あと比べるのもあれだけど、題材関係なくパシリムとどっちが良かったかというとオレはGODZILLAの方が好きだし面白かった。パシリムはすべての設定を消化しきれてなく、しかも設定自体は多いから見てる間の脳内補完する部分が多くてなんだか疲れたというか。あとキャラの感情的に?なとこが多くて乗りきれなかったし。
その点この「GODZILLA」は起こったこと全部を説明してはないんだけど、逆にその行間を読む感じが良かった。なんか情緒があるんだよね。
 
旧作で重要人物だった芹沢博士は(といってもあまり覚えてない)基本的に狂言回し的な役割でしかなく、主人公には父親との問題がありつつも今の自分の家族のために頑張る若いお父さんで軍人なフォードってとこがちょっと目新しかった。
主人公フォードを演じてる アーロン・テイラー=ジョンソンは「キック・アス」のオタクボーイらしいけど、年考えると24,5なのに子供いる役なのかーと思ってwiki見たら本人がもう子持ちだし!(ちなみに奥さんが23歳年上!)その辺の妙なリアリティも良かった気がする。いいけどキック・アスの時はカッコ悪いおたくボーイだったのにこれではマッチョ系の軍人さんだったのもちょっとビックリ(笑)いやなんかしっかりしてて地に足ついてる感じと存在感があって役としても良かったw
基本的に主人公のフォードのパートと芹沢博士のパート、ゴジラ(怪獣)パートはそんなに絡まないで別個に動いてるんだけど、それでもちゃんと話はわかるようになってるというか、あんまり説明ないけど何となく分かる。
そしてこの映画はとにかく怖いの!怪獣が!
ムートーの見せ方、見上げるアオリショットと部分だけ見せて怖がらせといて、ロングショットで巨大感を見せるってのが怖い。何が怖いってあの足だよ。あの昆虫風の足怖い。
ムートーが最近のハリウッドによくありがちなヌメッとした系の不気味怪獣にしても、「クローバーフィールド」の何が出てくるかわからないアクションホラー的な怖さと似てるけど、こっちのほうがもっと何かかよくわからない巨大な何かがいるっていう怖さがあって、それはたぶん全体がよく見えないからなのと、あのムートーの足のありえなさが怖いんだよ。とにかくいつも足から出てくるんだけど昆虫の爪っぽい逆関節な足の巨大感が怖い。
陸橋での薄らぼんやり見えてるムートーも怖い。心底ビビる。雌の卵持ちのお腹が頭上を通って行くとこのうっすらさ加減とか良かった。そういやフランク・ダラボン(ノークレジットで脚本参加らしい@wiki)の「ミスト」の怪物っぽかったな。その辺は平成ガメラにはなかったところで、逆に言えば怪獣ホラーっぽい初期の雰囲気があるのかなあ。
個人的にはハワイのモノレールでの引きの怪獣バトルいいね。ハリウッドものではあんまり見ない気がするけど、日本のミニチュア怪獣映画お得意の引きのロングショット構図。あれ見ると怪獣映画だって気がする (*´▽`*)
あとわりとどうでもいいと思うけど、フォードが実際にムートーを知ってるからハワイであれが何なのかがすぐわかるってのがいい。主人公っぽいw
ゴジラの見せ方は本当にチラ見せ。しかも出てくるの遅い。
フォードのスカイダイビング中のゴーグル越しとか、フォードの奥さんが避難したシェルター付近でこれから怪獣バトルが始まるのか?ってとこでシェルターの扉閉まるとか、フォードが意識なくなりかけでなんとなくぼんやり見えてる遠目のゴジラとか、とにかくチラ見せ度合いも奥ゆかしくて良かった。
そしてゴジラは人間お都合とかまったく考えてないんだけど、そのわりにフォードとちゃんとシンクロしてるように応えてくれるこのゴジラに胸熱!この辺、ゴジラというより平成ガメラガメラっぽい人類の味方っぷり。
最後あんなに苦労して戦ったムートーに放射熱線の一撃で破壊ってのも、フォードの方の流れがあるから特に拍子抜けはしなかったし。
あとゴジラもだけど怪獣がなんとなく人間っぽいというか、ムートー雌がフォードが燃やした卵に気がつくとことか殆ど人間の演技w(というかあそこで燃やそうって気がついたフォード偉い)
爆弾処理をしなきゃいけないのに爆風でぶっ飛んでるフォードを守るようにやって来るゴジラがまたちょーカッコイイ!(;゚∀゚)=3ムッハー
そして船でミサイル処理できなくて力尽きて倒れるフォードにシンクロするように、戦い終わったゴジラが倒れこむし!(´;д;`) しかしフォードとともに復活!それもあって、フォードといいゴジラといいなんだかお父さんが頑張った感があるというか。ゴジラは日本のお父さんでその佇まいもハリウッド製のわりにとても日本の怪獣・ゴジラなんだよなーと思った。ああほっこり。
ゴジラの護衛曳航とかロスのゴールデンゲートブリッジ辺りの攻防とかいろいろきりがないのでやめとくけど、本当に見応えあった。
あとちょっと心配したのは、アメリカ軍がゴジラを攻撃するというバカ展開があったらやだなあとハラハラしてたんだけど、芹沢博士たちのモナークって組織は思ったより力があるのか、橋以外ではゴジラを攻撃することはなかったのも(というかあれはいろいろ無茶すぎるw)ストレスにならなくてよかった。ああいう怪獣はすべて敵だから攻撃っていう展開嫌いなんだよ。
芹沢博士と提督といえばあの懐中時計のシーン、原爆や放射能に対しての皮肉ってあそこだけだったけど、オレはアメリカの何でもかんでも核で攻撃すればいいと思ってる頭の悪さってのを感じて、しかも提督はそれを申し訳なく思ってるけどどうしようもないっていうふうな描写、短いシーンだけどよかったと思った。
あと芹沢博士の父親だと年が合わない?って思ったけどお父さんが死んだとは限ってないんだよな。時計止まるって本人が持ってたから被曝したんじゃないのかとは思うけど(^_^;)

そいやゴジラ、前半原発絡みからの日本描写がファンタジーじみてるというか、どこの街だかわからない(ジャンジラ市ってなんだよ東南アジアっぽいなーw)上にあのサイロ状の原発施設ってのが、昔のゴジラ映画世界の延長の現在みたいな感じがしてちょっと村上龍5分後の世界っぽいパラレルワールドを感じたけど、後半サンフランシスコの怪獣バトルになってからはああハリウッド映画だなあと思ったな(いい意味で)
とにかく面白かったよGODZILLA。もう一回見てもいいくらい!なんとか見に行きたい。
 
いい内容のインタなので張っとく。

 
あとこれがプレミアムシート!通常2500円+300円(3D料金)お金出す価値あり!

*1:でも正直オタクが言うみたいに「ゴジラ」を反戦反核の象徴として扱うことには賛同できないかな。だって映画って基本エンタメじゃん。難しい話持ってくんなよって感じ ( - ε - )