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監督・脚本：福田雄一 原作：島本和彦
何度も言うようだけど、これが「島本和彦本人」でなくて、こんな状態の彼がほんの2年後にプロ作家としてデビューしている！…という事実がなければただの超絶痛い人だからね！（爆笑）
普通は、いやまあ何がクリエイターの「普通」なのかってのは置いといてこういうケースも少なくはないけど、でもまあこれほどまでに現実の段取りを見てないのはさすがにありえねーから（笑）ただまあ原稿を書くのが異常に早ければありだけど。気持ちだけでもう出来上がったって言う（実際描き上がる）タイプ。いるけどこういう人確かに。
そう考えると前回の課題辞退の時は気持ちで出来てなかったから実際も出来なかったってことだしな。いるけどそういう人（苦笑）
あとま、脳内での勢いはこうだっただろうけど実際の本当の本人はたぶんここまで破天荒じゃないと思うけど。たぶんね（ご本人は言動はともかくわりと真面目タイプだよね？）
それにしてもモユルの原稿スピードはさすがと言うべきだけど、お友達のきっちゃんはそんだけ時間かけてペン入れもできてないとはああ…いやそれよりも喫茶店で原稿描くなーｗｗｗありがちに原稿に水こぼしたとかレスカぶっかけたとかやるかと思ってハラハラしたよ（さすがにしなかったか）
いや今回吹いたのは冒頭ウルトラQ的マーブル模様の背景でトンコさん相手にカリ城ごっこをするも、いきなり「貧民窟へかえれ！」という999ネタにつながるシーン爆笑！いやお前が、お前の脳内だから！しかもメーテルも鉄郎も、ジョーも葉子さんもホンモノだしｗｗｗｗｗ
まあ今回何がバカって、作品を描いてもないのに持込するって決めて心だけは漫画で行くと決めたというモユルはバカというかバカなんだけど、課題でもないのに線画アニメを描き続ける庵野と、課題でもないのに部屋にゴジラのジオラマを作ってストップモーションアニメを撮ってる赤井だよ。まさにオタク系クリエイターとはかくあるべしな怖ろしいバカさ加減。オソロシイ。
サンデーの月刊と増刊の違いが分かってて持ち込み先を決めるモユルはそんなとこだけ分析的。
あの当時サンデー増刊って新人の読みきりメインで週刊連載が出来ない中堅作家の連載があって、そこに人気作家の読み切りは客寄せパンダとして機能しているといういいシステムだったんだよ。この頃はちゃんと小学館は新人育ててたんだよ…！ということはちゃんと把握してるモユル（笑）まあ漫画自体がブームになってきてる時代で雑誌も売れてたしね。ヤンジャンとかの青年誌が出始めたのもこの頃。
そしてあの時代、SFはたしかに流行ってたけどSWとか映像のほうの流行りであって（たぶんCGや特撮が進化したのがエポックメーキングだったから）漫画はそうでもなかったというか、サンデーなんかあの時代は基本ラブコメだよ。だからまさにあだち充が「くる」んだけど。あだち充が好きなのにだからこそ時代が読めてないモユル（笑）ジャンプはスポーツものとギャグだったな、奇面組があの時代かー。北斗の拳とか男塾みたいな劇画漫画はもうちょいあと、Dr.スランプはこの時期か（ググって確認）
だからこそそれが「炎の転校生」に繋がるのか！？炎転はSFじゃないよな、なんでそうなった？じゃあなんだと言われたら…学園バトルもの？その当時、オレ少年漫画誌ほぼ全部読んでたけど、確かにあれは学園ものだけどかなり異色だったがｗ
それにしても新宿中央公園（都庁はまだないからロケ撮影は気にしないとね）で太陽にほえろごっこをするモユル、ありがちすぎて痛い…！わかるけど！（笑）
そしてここの柳楽優弥があまりにも島本漫画だ（爆笑）立ちポーズから表情の何から何まで島本和彦の漫画みたいだ（笑）今のアオイホノオは読んでないけどオレの中では容易に炎転にゃ逆境ナインの頃のもっと漫画っぽかった頃の島本漫画で再生可能。まんますぎるｗｗｗｗ柳楽くんさすがスゲエ、いやトンコさん風に言えば「柳楽くんほんますごいわぁ〜」ってとこか。どうでもいいけどもゆるの「そうなんですよトンコさん」っていう言い方が毎回妙にツボる。トンコさんとモユルの会話のあの妙な絵リズム感がタマラン（笑）（しかし山本美月、山本美月はすばらしいほどまったくトンコさんそのものなんだけど山本美月の顔がオレはとても苦手なバランスなので見てるだけでも結構キツイスマヌ）
しかしこれ、漫画の持ち込みネタなのに漫研の矢野先輩はまったく噛んでないのな。実際芸大時代に親交はなかったっぽいからか？
うーん原作気になるけど今読むべきか？
どうでもいいけど宿にもテーブルあったやん。つかなにはなくともどんな場所でもペン入れできるのが漫画家ってもんですよ？モユルは「喫茶店で原稿描き」がしたかっただけなんだろうけど、店の人の視線を気にする時点で向いてないよ（^_^;）
