そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ドクターX〜外科医・大門未知子〜3 #9

http://www.tv-asahi.co.jp/zeroshin/
脚本:林誠人 演出:田村直己
 
菜々緒を認識したのが「主に泣いてます」だったせいか、どうしてもこの人見ると「キレイだ」ということに余分な見方がついてくるんだけど、普通にタカビーな世界的モデルと言われたらそれなりに見えるね。カッコイー!
にしてもだな、今どき世界的モデルということにどれだけのバリューがあることか…と考えたらあの好待遇&タカビーさ許容ってあり得んよなあw
病室はまあお金積めばどうにでもなるけど、そこまでやる理由としてあり得んよ。ただのモデルだろ?そもそもお腹のカーブに3億円ていうけど腹腔鏡手術の痕残ってるやん。お腹晒せないモデルの腹に保険金もクソもねーだろよ、と考えるといろいろ成り立ってないよ。そこが主眼ではないけど突っ込みどころとして微妙。
それより胃がんって腹腔鏡でなんとかなる病状だったの?彼女見るにその後の通院とか治療もしてなさそうだけど、普通は転移とか考えるよなあ。
加地先生にしてもプロかどうかって話以前に、ほんの3年前にやった手術を覚えてないってのもどうかと思うけどさ。3年前であえて胃がんを腹腔鏡でというなら、世界狙ってる駈け出しモデル(いくつだよw)の真耶さん的にも相当注文はうるさかったはずだろよ。
転移自体は医者の責任じゃないにしても、やっぱり癌なのに術後放置してるって意味では信用問題としてどうかと思うしなあ。今回の話はいろいろ微妙。
ま、プロとしてのプライドとかそういう話でやってるんだけど、加地先生、未知子が言ってる「医者からすれば大勢の患者の中の一人だけど、患者にとってはたった一人の医者だ」って話、理解した?そういう意味では加地先生は心ないなあw 彼のプライドは腕と金かよw さすがにどんなに腕は良くてもこんな医者には見てほしくないな(^_^;)
結局手術というか医療ってのは患者にとってのものなんだよな。時には患者の希望は無視してもその命のことを考えるのが良い医者ってことか?
加地先生、東西の壁を超えて富士川先生の症例を取ったものの、未知子に言われてそれを引っ込めたのはこの人なりの患者に対するプライドと責任だろうし、引き際まで心得てたってのはカッコイイんだけど、いかんせん話全体の見えかたが微妙なせいかどうもなあ。結局加地先生は損もしてないし、富士川先生も挽回できそうだし。
まあ未知子の使い方としてはこれでいいんだろうけど、その報酬が契約金とは別でしかも天堂総長のポケットマネー?から出てたってのは驚きですよ。毎回一千万円、どんな後ろ盾…
しかしそんなことは気に留めない晶さんであったw メロンってそうか、こういう使い方なのかーと視聴者的にも親切。上手いなw
ドラマの勢いとしてはともかく、話自体がご都合なのはちょい微妙かなあ。まあ面白ければそれでいいって類のドラマではあるんだけど(笑)
しかしこれ、天堂総長の構想は最終的には叶うのかなあ?叶ったらどうなるの?ハラハラ ('A`)