そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

帰ってきた 獣電戦隊キョウリュウジャー 100 YEARS AFTER

http://www.toei-video.co.jp/DVD/kyouryu-v.html
監督:竹本昇 脚本:三条陸

西暦2114年、100年前に獣電戦隊キョウリュウジャーにより倒されたデーボス軍が復活を遂げた。
かつて、デーボス軍の一員であったキャンデリラとその部下のラッキューロはデーボス軍の復活を察知し、新たな獣電戦隊の結成を画策するが、キャンデリラの適当な性格が裏目に出てしまい、100年前のキョウリュウジャーの子孫らしき人物6名による史上最弱のブレイブチームが誕生してしまったのであった。

 
去年の6月20日に出たVシネDVDですが、本当にどうしてオレはこれをその当時見なかったんだろう!KOUKAI!(その時はいろいろそれどころじゃなかった)
あとま、オススメされて思い出して、お正月にはこれ届いてたんだけど(宅配レンタル)結局見たのが月末というね… しかもこれ届いた元日から東映チャンネルで放送したよね…( ´∋`)オーマイ… まあそんなことはさておき。
前年の動物戦隊ゴーバスターズも相当面白かったけど、これもある意味吹っ切れてるよ。いやキョウリュウジャーは本編も面白かったけど、三条さんはこういうギャグ・コメディに向いてるんじゃ…(笑)
話はメッチャ爆笑www大変に出来のいい番外編作品だった。100年後が夢オチとか妄想でなく本当に100年後なので、完全に後日談よね。
しかも敵に100年後の世界を侵略しようという意思があるからそれなりに盛り上がるし巨大ロボ戦もあるし(さすが竹本監督というべきかw)、ちゃんとまともな後日談としてまとまってるストーリーだった。50分間、十分に楽しめた!
あのキョウリュウジャーの100年後の子孫の人たちのダメっぷりがとても残念なんだけど、それに輪をかけて敵幹部もとても残念(^_^;)あのまま残念キャラ同士でダラダラとルーティンな戦いを続けるんだろかと心配になってしまうよw
一応何らかの力で記憶があやふやになってて…ということらしいのでキャンデリラの適当さを責められないけど、あの子孫たちの見栄えの悪い色ときたらwww寒色+無彩色の戦隊って、本気で使えねーwwwまさに色からして史上最弱のブレイブチーム。しかも敵に突っ込まれてる!(^_^;)
ダイくんとアミ姉さんが姉弟でしかもちゃんとダイゴとアミィの子孫だとか、100年後なのにまだ生きてるソウジ(じいさん)とか、イアンはともかくノブハル結婚できてよかったねとか(しかしどうして田舎に引っ込んだ)、ただウッチーは誰と結婚したのか気になるだろ!とか、敵は敵でテンションが低いノリツッコミの神官とか微妙な感情の敵幹部たち(しかも一人はオネェ)、未だに続くラブタッチ…(笑)小ネタ大ネタ混在でキャストサービスも多くて満足。
しかもデーボス怪人は焼き直しの使い回しかー、おまけに脳天気な季節がらみの奴らばっかで…と思ってたらまさかの春夏秋冬・劇団四季、いや攻撃団四季!wwwそんな小ネタギャグ期待してなかったwwwww そういやなにげに春夏秋冬揃ってたよな。本編で…はさすがに再生怪人ネタにしてもそんな余裕はないし、まさにスピンオフ向けのネタ(笑)
スネルドとホシイガロンはともかくアースレバン(名前はカッコイイなw)の設定とか、その後の展開はネタバレなので触れませんが、全体の設定からしても上手いなあ。過去とのリンクも必然性あるし。
それによってなんだかんだでトリンはじめオリジナルキョウリュウジャーも全員揃ったってのが大サービス。キャンデリラ戸松遥の生歌も大サービス!やっぱりあの主題歌は盛り上がる!
ダイくん@竜星涼も、ちゃんとダイゴとは違うキャラになってるし、いろいろ細かいとこまで気を使っててスバラシイよ!弥生ちゃんは往生際悪くなんか調べてるけどどう考えてもダイゴとアミィがくっつくだろよ(^_^;)
まあそういうところを思い出しつつ懐かしく思いつつも、劇中的にキョウリュウジャーは終わってない、と思わせてくれるいい作品だった。
いやー大変面白かったデス!見てよかった!(忘れててスマンセン!)