そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

花燃ゆ#9「高杉晋作、参上」

http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/
脚本:大島里美 演出:渡邊良雄
 
やっぱり学園モノになったら途端に面白くなってきたよ。寅兄も楽しそうだよ良かったね!魁!!吉田塾的な熱血学園モノじゃん。
久坂玄瑞に続いて高杉晋作の巻。高良健吾高杉晋作もちょっと狂気をはらんでていいね。さすが戦場で三味線弾きながら歩いてた男!(笑)
この感じだと久坂と高杉がライバルになるのか。でも今のところまったくタイプが違うのでなかなかいい感じでわかりやすく対立してていいっす。お前の人生がつまらんのはお前がつまらんからじゃ!と言ってやりましたよ、久坂がw
高杉は高杉でいろいろ思うとこあって屈折してるのもわかるし、恵まれすぎてて人生退屈だから放蕩…ってのもよくありがちなキャラ立てなのでわかりやすいしちゃんとわかりやすく描写してるし、でもそこに杉家の弟くんを絡ませてくるのは意外と効いててよかった。そうだよね、なにげに文って弟くんが何も出来ないって決めつけて守ってるつもりだったんだけど、彼は彼で喋れなくたってちゃんとやりたいことも出来ることもあるのよねえ。気づかないうちにその芽を摘んでたのは文なのよね。
とまあ情熱=何かをやりたいという気持ちは自分の身のうちから沸き上がってくるもので、そこに志=目的があるから行動する=自分の人生を作っていくということかしら。弟くんにとっては杉家の家計を助けるということも立派な目的であり志かと。
そして寅次郎先生は楽しそうです。君は何を志しますか?って、真正面からてらいなくそう言われちゃあねえ(笑)志や情熱は誰かに与えられるものじゃない、自分で見つけるものであーる!なのか。そのためにも切磋琢磨する仲間は必要よね。野山獄だってそうだったわけだしね。(みんな釈放されて良かった良かったw)
そして一応ちょこっと絡んでくる伊藤利一、のちの総理大臣伊藤博文である…とナレーションが大事なことなので二回言いました的に念押ししなきゃいけないような劇団ひとりはどんなキャラなのかw