そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

放送90年ドラマ「紅白が生まれた日」

http://www.nhk.or.jp/dsp/kohaku/
脚本:尾崎将也 演出:堀切園健太郎
 

昭和20年の大晦日終戦からわずか4か月後の大みそか
紅白歌合戦」の前身となった番組が放送された。その名は、「紅白音楽試合」。
今や国民的行事となった「紅白歌合戦」だが、その発端は、一人のディレクターのちょっとしたひらめきと情熱だった―――。
GHQの占領下、傷ついた人々に歌声を届けようと、奮闘するスタッフや歌手たちの悲喜こもごもの人間模様を描く物語です。

 
主役は松山ケンイチのはずなのに、なんとなく星野源の通訳さんが全部持っていった感じ(笑)
尺が70分ってこともありひとネタものに近いので、ストーリーどうこうってドラマじゃないのかな。下手に2時間ものだと逆にすぐには見られないのでCM抜きで70分とかのほうがありがたいです。きっとこのドラマを見たいお年寄りたちもそうに違いないよw
とにかく戦後、何がどうして紅白が始まることになったのか、しかも最初はラジオだったーという話。(テレビはまだ無いしな)生放送で生オケスゲエw
まあ脚本が尾崎将也なので、すごくおおっということもなかったけどそこそこちゃんと面白かった。史実通りに進めてるからストーリーが面白かったとか以前にネタ自体が面白いんだから仕方がないよな(^_^;)もう少しポイントを絞ればよかったんだけど割りとプロがざっくりやったお仕事って感じかなあ。でもやっぱり終わってみたら近藤さんより通訳の馬淵さんだったかもw
当時はまだラジオをタイムテーブルにそって放送するという概念すらなく、GHQが無理やり時間厳守でチェック入れてたのは日本国民に速やかに情報を伝達するためだったからだとか。そしてハンドサインもこの時GHQから伝わってきたと。 ( ・∀・)ノシ∩へぇ〜へぇ〜へぇ〜
そんな感じでその当時の様子や知らなかった出来事を知ることが出来たのが面白かったよ。男女に別れるのは今と違って男女平等、民主主義的だったとか目からウロコw
あと朝ドラのマッサンで並木路子の「リンゴの唄」を絡めてたのは、余市のリンゴ繋がりってだけでなくこっちのドラマとの兼ね合いもあったんだなーと。並木路子のmiwaがカワイイかった。
ヒロインは本田翼だったけど、オレ本田翼はまだ判別できないやw 
古川ロッパが六角精児だと何をやっても宴会芸に思えてくるけど、男装の麗人水の江瀧子大空祐飛がやったのはカッコよかった!さすが宝塚。水の江瀧子って名前くらいしか知らなかったけどああいう人だったのね。なんか戦前の昭和華やかりし頃の匂いがしてステキ ( *´∀ `* ) 水の江瀧子のドラマが見たいよ。あと帰りに水の江瀧子並木路子が一緒に帰ろうとしてたのはふたりとも同じ松竹歌劇団だったからか。なるほど、後輩ね。
紅白の状況はこのドラマだとかなりドタバタコメディだけど、wiki見るともっとグダグダだったらしいね(^_^;)まあ大空祐飛はともかく六角さんが歌うくらいなら星野源に歌わせれば…と言うのはお約束的突っ込みかw

そういや清盛以来松ケンってほとんどテレビで見てないなーと思ったんだけど、小雪と結婚して子供が立て続けに生まれたりしたんでそのせいかしら?子育てしてんのかな?(確認したら結婚してそのまま子供生まれてちょうど2歳と3歳の年子だから一番手がほしい時よねえ)
久しぶりに松ケンも堪能したわー ( *´∀ `* )