http://garo-project.jp/GOLDSTORM/
脚本：泉澤陽子 監督：下田章仁
テロップも出てたけど、萩原流行さんのご冥福をお祈りします。今回の話が遺作になったってことか。
それはともかくこれ、ゲスト萩原流行じゃないよな、ゲストはどう見ても波岡一喜だよね。
そしてあまりの素人脚本に震える。クソだな、クソだよ、今回の脚本はー！
話の内容のなさもさることながら、牙狼のキャラをあまりにも理解してなくて酷い。脚本？監督？どっちのせいさ。
萩原流行の園長ってなんだったんだ？彼がホラーならまだ良かったのに。園長がホラーになって自分が祝福したあの女性を食らうとかのほうが牙狼っぽいと思うんですけど。ゴメン、浪岡さんいらないよ？むしろなんで浪岡を花婿として設定しなかった。一応いうけど、結婚する女性とドレスだけ見せられても幸せは実感できません。そこににいきなり共感する莉杏もバカに見えるし、別に結婚自体に何か思い入れもなかったよねえ。というかなんでそこは結婚相手と二人で園長に挨拶に来たって設定にしなかった。浪岡で、昔チンピラだったけど今は更生して二人でやり直しますでいいじゃん。バカなのかこの脚本。
そもそも莉杏があの養護施設っぽいとこのお嬢さんにタメ口で話しかけたのが違和感だったけど、いやタメ口だからそれが悪いんじゃなく妙に馴れ馴れしいんだよ。アパレル店員がタメ口で話しかけてくるみたいな？
ていうかあの人たちなんだったの？今どき養護施設出身だから人並みに結婚出来るだけで幸せ描写とか安すぎるし、そもそもなんでわざわざドレス持って園に挨拶にきてるのかもわからねえそんな女いるのか？園長にお世話になったからとかいう単にそれっぽいテンプレ描写じゃん。（だったら結婚相手と二人で来いよと思うしもっと園長と会話しろよ）今どき思考停止すぎるというか二昔前の描写すぎる。別の状況にしようぜ。
てかそれよりもだな、雨宮監督のシリーズは男女の話がとても幼稚になるとは思っていたけど、まあそこは「おとぎ話」の範疇でいいやと我慢するよ。でもさ、「闇を照らす者」で流牙の子供産みたーいって言ってた莉杏はどこに？あの美しくて強くて自立してて可愛げもあるオレの莉杏を返せ。
「この戦いが終わったらいつか自分の居場所を作りたい」「作れるさ」
じゃねーよ、お前が作ってやれよ莉杏の居場所をー、なに他人ごとみたいなこと言ってんだよ流牙ぁー！お前らの関係、前シリーズ以降どうなってんだよー。
おまけにホラーにやられた女性を何をするわけでもなくただ叫ぶだけの莉杏、どう考えても刺し貫かれてんだから死ぬだろ、しっかりしてーじゃないよ、そう思うなら救急車呼べよ。てか魔戒法師ってそういう時無力なの？何か法術とか使えないの？何より莉杏をそんな叫ぶしか出来ないような女として描いたこのシリーズにガッカリだよ！どういうこった。あーもー信じられない！３０分の放送尺の無駄使い！
それで結局この話って何だったの？何が起こったの？２つに分かれた短剣のもう一本を持ってる誰かがいました…ってのを霊視したってだけよね。
あとそこで一瞬ちょっと期待したんだけど、流牙の人の思いを感じ取れる能力ってどうなったの？今回まるっとスルー？あそこでジンガに騙されて死んだ魔戒法師の無念を感じ取ってやれよ。何のために現地に行ったんだ。
なんかもういろいろとキャラが改悪されすぎてつらい。なんだよこの牙狼。だったら流牙と莉杏でやるなよなー。ホントガッカリだよ。
とにかく流牙のシリーズの牙狼として、こんなクソ脚本二度とゆるさねえ！
あとD・リンゴも出ないのか？ホントクソつまんなかったな今回の話。テンプレな自問自答じゃなく（それも中身なさすぎる）事件か状況を描けよ。
