そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ラストコップ

http://www.ntv.co.jp/lastcop/
脚本:佐藤友治 演出:猪股隆一 原作:DER LETZTE BULLE(英題:THE LAST COP )
 
日テレ×Hulu共同製作で今回の1話以降はHuluで…という企画番組だったけど、予想外に面白かった!これ続き見たいーみーたーいー。課金でもいいからパソコンじゃなくTVで見たいよ。(パソコン視聴は苦手) *1
というか年末辺りに普通に地上落ちしてくれれば一番いいんだけどw
 
22歳からの30年間を奪われて、妻は後輩と再婚、娘は全然覚えてないというあまりにも悲惨な境遇をものともしない熱血バカ、京極浩介(唐沢寿明)。
知識も気持ちも昭和の刑事が現代に…というネタ感以上に、30年前のギャグが唐沢によってちゃんと滑らずに笑えるし、それをスルーする現代の若者・望月亮太(窪田正孝)の気持ちもわかる今に生きるオレたちアラフィフ視聴者という図式w てか昔のギャグにふなっしーとか壁ドンとか今のギャグも混ぜてくるしw
このドラマ、まさかここまでコメディだとは思わなかったんだけど、むしろここ十何年か日本のドラマでは見たことないようなベタなコメディドラマよね。ここ十何年というかぶっちゃけ雰囲気やノリは70〜80年代のハチャメチャコメディ?
でも2時間(正味1時間半か)あったけどその2時間の長さを感じさせないテンポとスピーディーさ、疑問はすべてツッコミ上等でかわしていく真面目バカ展開が大変清々しく気持ちよかった。突っ込みながら笑ったw
浦島太郎というよりリアル原始人な京極があまりにも愛すべきお馬鹿中年だし、いくら中の人は22歳ったって30年前の1985年の22歳の刑事があんなバカだと思われても困るというか(笑)
最初、京極が30年経って俺、老けてる!?っていうけど、いや唐沢寿明52歳、全然老けてないですけどー?としかw(若い時は当然若見えメイク、今は必要以上の老けメイクはしてたと思うけど)
そこがギャグだといえばそうなんだけど、ちゃんと相棒の亮太のツッコミで相殺される上に窪田くんがやってる亮太のキャラもちょっとヘン。いつもの窪田くんじゃない。というかカワイイ。
そしてあの亮太の部屋イイなー、素敵にセンスの良いワンルームロフト風な男の部屋と思ってたら、そこに転がり込む非常識人京極。え、バディ夫婦もの?体は52歳中身は22歳、仕事が出来るのかそうでないのか判断に苦しむ昭和感覚の中年バカ刑事と現代的ゆとり電脳派な青年刑事のバディ夫婦ものでしたか(違)
しかしその掛け合いもテンポが良くて、京極が当然のように非常識なことを言うから亮太どころかこっちもえっ?と思っちゃうよ。髪の毛と髭の山への亮太のツッコミワロタwww完全にキャラ勝ち。京極あいつ、昏睡状態になる前もこんなんだったのか?奥さん可哀想www
これ原作ドラマもこんなキャラなのかなあ?これはこれでもちろん唐沢×窪田の奇跡のコラボのせいもあるけど。
おまけにアクションもそこそこに楽しめた。(去年「イン・ザヒーロー」やったせいもあるのかしら?)というか飛び蹴りとか完璧なライダーキックだったよ?さすが唐沢さんですね!というか和久井映見が妻ってそれイン・ザヒーローやん。なんか既視感と思ったw
見終わったあと内容はまったく頭に残ってないけど面白かったのは確かw むしろこれくらいのほうが何も考えなくていいかも?スペシャルなのに連ドラ的に引っ張るというのと違って、完全に続き者の1話だからこれから感ハンパない。2話以降どういうノリかはわかんないけど、ぜひとも続きが見てー。
あとまあどう考えても佐野史郎が黒幕よねえ。それ以外考えられないw

*1:Huluのデバイスを確認したところテレビでも見られるようですが、うちの はレグザなので視聴可能デバイスに入っておりませんよ…