そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

花燃ゆ#26〜27

http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/
脚本:大島里美 演出:末永創
 

26話「夫の約束」、27話「妻のたたかい」

ちょっとながらで見てたにしても何が何やらさっぱりわからない。本編でわからないことは紀行とNHK公式サイトで補完なの?
そして仮にも久坂玄瑞が死ぬ回なのにサブタイトルが「妻のたたかい」ってどういうことですか?妻たちはどこで戦ったの?どゆこと?
ながら見だったんでネットで禁門の変の概略を確認して、一応自分の八重の桜の感想も確認したけど、なんだかよくわかんなかったよ。
八重の時にはスルーされた(長州組だから当然)玄瑞が死ななきゃいけなかった理由はなんとなくわかった。イケイケドンドンだったのに話し合いをーとか言ってるのもわかる。でも禁門の変自体は来島又兵衛が強硬に戦をしようとしなければ回避できたんじゃないの?これで長州の立場最悪になったんだよね。ちゃんと見てなかったせいだと思いたいけど、そんな長州内部の事情がさっぱり。高杉さんは牢屋だし!
というかとうとう久坂玄瑞が死ぬというのに何の感慨もなかったのはここんとこ気合の入らないながら見だったせいだからだと思いたい。ながら見なのは視聴モチが保てないからですけど!(でも録画して見てるかからあれっと思ったらちゃんと見返せるのがいいところ)
一応さー、公式やwikiとか解説サイトを見たりしたけど、そもそもやっぱり男衆たちの動向がさっぱりわからないのよね。長州から見た時代のうねりが見たいのよ。何度も言うけど妻というか女子衆というか文目線なのがダメなんじゃ?
文が椋梨殿のところで邪険にあしらわれる理由も、そもそも京でこんなことになってる情勢をまったく理解してないということも(これって史実だって確認してるの?)結局文がなんだかんだ言っても夫たちのやってることに興味がなかったからだとしか思えないし、それって結局(途中でやってることは変わっていったけど)寅次郎の志も理解してなかったんじゃないのかなあっていうと言い過ぎかしら。
でもそれが言い過ぎかどうかもよくわからないんだ。文って何してたの?まだ認められてなかったっぽい久坂の家を維持することってどういうことだったんだ。結局お取り潰しになったけど。てか潰されたってことは玄瑞に問題があったってことよね。尊王攘夷運動がどれくらい藩の意向にミスマッチで、彼らは何がやりたくて時代の現状はどうで、結局天才と言われた男がなんで犬死にみたいな自刃という結末になるのかが知りたかったんだけど。
まあいいや、そういうもろもろがあって、ちょっと壊れかけた文がそこでどうして大奥に上がるのかという。
まあひとついうと、たぶんオレも視聴者のみんなも志に燃えて日本を何とかしなきゃいけないと奔走した長州の若者たちがどうして死ななきゃいけなかったのか、そのことでどういういう日本が作られようとしているのかってことに興味があったわけで、吉田松陰の妹であり久坂玄瑞の妻という立場にある文という女性の生き様、それは大河ドラマにするほどに面白い物語になるという勝算がどれくらいあったのかと問いたいわけですよ。
まあ大奥編がどうなるのか、何を描こうとしてるのかはわからないんだけど普通に考えて大奥って外の出来事に関係なさそうなんだけど。それは見てて楽しいものでしょうか?
あ、そういや入江も死んじゃったよ。あー (´△`)