そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

デスノート#8

http://www.ntv.co.jp/drama-deathnote/
脚本:いずみ吉紘 演出:猪股隆一 原作:大場つぐみ小畑健
 
原作からいきなり変えてきたなあ!
ミサミサはもう一冊のデスノートを手に入れることができなくて、魅上が自分から手に入れたと。(というかミサミサから奪った)
そして月くんがLに追い詰められてるのはそうなんだけど、真っ当に一騎打ち。その理由はLがキラを止めたかった、だって友達だから!って ( ゚Д゚)
これはこれでとてもよい展開。これなら月が最初は平凡な大学生で、たまたま手に入れたデスノートを持て余しつつそれに振り回されて今の月になった…というドラマの独自設定となんとなく整合性があるような。Lもそう推理したよ。そして今の見た目はもう完全に原作の夜神月な窪田くんの演技力スゲェ!
まあ普通は平凡で自身がなくてちょっとオドオドしたところがある息子が、いきなり世界的な天才探偵と渡り合うような頭脳の持ち主だってことになってることに父親なら違和感抱け…って思うけどなw
なんとなく原作はなぞってるけど微妙に違う展開でなかなか面白いです。細かいことは気にしねえ。
そしてLの「キラである夜神月を止めたい」という説得、月に出会って人間に興味を持つことが出来たから…というのは原作以上にわかりやすくこの二人の繋がりを見せててとてもよいです。Lの最後はアニメのやつも相当すごかったけど、ドラマのほうはわかりやすくて心情としては一般寄りかなと思うのでこれでいいのです。
でもせっかくLからキラであることから逃れるチャンスを貰ったのに、それを自ら潰す月くんはもう相当狂ってると思うけどさ。
ただLが正義がかならず勝つ派ならキラと魅上は正義が勝つとは限らない派だけど、月がどうしてそう思ったのかがイマイチよくわかんないのよね。それは原作でもそうだけど。(原作は行き過ぎた正義からおかしくなったと思うんだけど)
その時点でもう月=キラのやってることは恐怖支配以外の何物でもなくて、悪人を殺していくことと正義が勝つってことは同じじゃないよね。そう思うといろいろ思うところがあるなあ。だって悪は正義の反対じゃないからね。
そしてここで明かされたLの本名は、まあLのことだからノートは当然偽物だよね、知ってた。その可能性に思い至らずLの名前を書く時点で月は相当動揺してるってことだろうけど、でも結局魅上か。魅上の使い方上手いなあと思いつつその可能性はLのことだから考えてたはずだろうに、やっぱり月の良心に掛けたってことかしら。そして負けたってことか…(;´Д`)
まあ死神レムがノートに名前書いて殺したというより説得力はあるかなあ。死神を使うのはさすがにちょっと裏ワザすぎるというか、、このドラマは極力死神の協力を排除してるのはいいと思う。でもネットでチラッと見かけたの思い出したけど、二人しかいないところで片方が死んだら普通は残ったもう一人が疑われるよなw(原作もそうだよ)ノートでいかに殺すかじゃないよ、物理で殴れば死ぬよ…というかノートで殴っても死ぬよ。
Lが死んじゃって、あと何話だろ…(;´Д`)