そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

下町ロケット#4

http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/
脚本:八津弘幸 演出:田中健太 原作:池井戸潤
 
冒頭の、前回までのあらすじだと思ってぼんやり見てたら前回やってないところまでダイジェスト的に流してしまってちょっと面食らったよ。そのやり方ありなのかwwwドラマとして見せたいとこだけ見せるつもりなのね (^_^;)
でまあ正直、帝国重工を「敵」と一般人に言わせてしまうこのドラマ周辺のスタンスはあんまり好きじゃないんだけどなあーとは言っとく。
確かに嫌味だし過剰に重箱の隅をつついてるんだけど、やってることの正しくなさはともかくもっと大きな方針からしたら当然とは言わないまでも経営スタンスとしてはありなんじゃないのかなあとしか。
帝国重工の内部的にもいろいろ派閥争い的なものがあるけど基本は帝国重工が目指すのはロケットを無事に打ち上げることだっていう正義よね。だとしたらどう考えても自己利益のためにそれを曲げようとする富山が間違ってるし(といっても内部の人間からしたら仕方ないし)、佃製作所にやり込められた水原部長派閥の同期たちがあとは知らねって言ってきてもしょうがないし。
それにしたって、経理・営業と工場設備のチェック、両方ともまるきり同じことをやるとは思わかなったよ!同じカタルシスを同じ描写で同じように繰り返すってどうなの?さすがにドラマとしてもちょっとびっくり。いいとか悪いとかって話じゃないんだけどさすがに…うーん(^_^;)
だって殿山さんが言うとおりの話で、下請けの町工場だと思って侮ってる田村(戸次重幸)がバカだってことでしかないじゃんよ。部品供給がダメなら特許も売らないってなったら元も子もないって分かってないのか?まあそれで言えば富山もだけど、富山はまだ自分らが開発できるって思ってるから仕方ないけど。
なんかもう根本からして話の持って行き方がアレ過ぎるよ。すごいインチキ感 (^_^;)
でも結局バルブのテストにしても富山が何かやらなくても佃製作所の中にその熱さに乗れてない裏切り者がいました、しかも完全単独反抗という何じゃそりゃな話でみんなの盛り上がりと熱さに水を差し。雨降って地固まるになるのか、裏切り者の真野が出て行くのかどうかってことか?どうなるんだ。川本(佐野岳)泣かせんなよ。
そして今回は竹内涼真と佐野岳にもセリフどころかいい見せ場がありました。泣かされてたけどありがたや〜w