そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

真田丸#1

http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/
脚本:三谷幸喜 演出:木村隆文
 
相変わらず歴史オンチのオレなので、真田幸村と言われても「戦国BASARA」の主人公、伊達政宗のライバルくらいにしか知らないので、ぶっちゃけ初回はよくわからなかった…としか。
あ、しょっぱなのナレーション&テロップ解説はなんだかスターウォーズみたい。たぶんそれ狙ってる気がする(笑)
大河ドラマの子役時代は無駄と言われることもあるけど、話が動いてないうちに時代背景をつかめるって意味では無駄じゃないよな。「真田丸」の初回は歴史がある程度わかってる人の始まり過ぎて理解がおっつかないですよ。マジで今この状況を理解するのに時間かかるデスよ… といっても毎回子役から始まってもワンパターンすぎるので別に今回の始まり自体はいいんだけどさ。
ただ脚本か演出でその辺はカバーして欲しかったなあ。視聴者のみんながみんなこの現時点での状況がわかってるわけじゃないんだし。
同じように青年時代から始まった「風林火山」や同じく三谷幸喜脚本の「新選組!」でも、初回はまだ物語は始まってないから登場人物の人となりに目が向くわけで、この「真田丸」の初回は情報多すぎだと思うの。まあそこでお馴染みの俳優を〜ってことだと思うんだけど、逆に堺雅人いくつの設定だよ!ってのが気になってしょうがなかったよw
今の状況はざっくりいうと武田勝頼が家臣に裏切られ、戦国最強だった武田家が滅んだってことだと思うけど、滅んだということでそういう状況から始まる話ですよ…と言い切られてもなあってことなのよ。いやできればそこはもっとちゃんとわかりたいんだけど。
でもまあ堺雅人に真面目な役どころの大泉洋はまずはずさないし、飄々とした真田昌幸草刈正雄やテンパリ気味の母上の高畑淳子、どんと構えてるお祖母様の草笛光子たちの会話のやり取りや行動はいちいち面白かった。てことでキャラは何となく把握したし、三谷幸喜のドラマって基本キャラ萌えだと思うからその辺を愉しめばいいんだろうと思うけど。(登場人物が時々今風のセリフを喋るのはご愛嬌?)
それで今回の堺雅人は現時点でいくつ?どう見てもやってることは子供だし、名前が変わってないってことは元服前だよね…と思って確認したら1567年生まれの説だと15歳で、大泉洋の信幸がひとつ上ってことは16歳か。(いやあの二人どう見てもオッサンだよw)
俳優を見たい人たちはそりゃ最初から堺雅人大泉洋が見たいだろうけど、15歳の子供なら1週目くらいは若い子でやってくれとしか(^_^;)歴史を知ってる人たちなら武田家が滅んだってとこでピンとくるんだろうけど、無理ですよw
一応大河の「風林火山」は好きで相当入れ込んで見てたしその後の時代の話ってことはわかってるけど、歴史のすり合わせをしてる間に話が進んで何が何やら。*1
ということで基本設定がよくわかってないから細かいところが頭に入らずグダグダいいましたが、次回からは置いていかれないよう頑張りたいと思います。時間があればながらでももう一回くらい見とくよ。
ドラマ自体はセットがちょっとチープなので映像的にも安っぽいのが気になるかな。なんか信長協奏曲で見たようなセットだし。
OPも内容に即してるのかもしれないけどオレはあまり好みじゃないし、有働さんのナレーションもちょっと甘すぎて子供向けの読み聞かせを聞いてるような気が(^_^;)
でも3Dマップは距離感がわかりやすくていいね。今後ももっと使って欲しい。できればタイムスクープハンターレベルに使って欲しいw
ところで次回予告で家康@内野聖陽が「武田が滅んでもちっともうれゅうない」って言ってたけど、そりゃそうだろうとしかw 一応今後の重要キャラよね、徳川家康はw 風林火山武田信玄の軍師だった内野聖陽が武田を滅ぼした側の家康をやるってなあ(^_^;)
そして吉田鋼太郎織田信長はもう1582年なんでわりとすぐ退場ってことか?
あと佐助がいたけど真田十勇士はフィクションなんだよね?w
つまらないわけはないだろうから、もうちょい楽しめればいいかな。

*1:風林火山からの人間関係理解メモ。武田勝頼平岳大)は由布姫の子供で勘助が可愛がってた子で、信幸・幸村兄弟の父・昌幸(草刈正雄)は蔵之介がやった真田幸隆の子供ね。家臣たちはまあいいや