そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

フラジャイル#2

http://www.fujitv.co.jp/FG/index.html
脚本:橋部敦子 演出:石川淳一 原作:草水敏、恵三朗
 
つまんなくはないし長瀬はカッコイイんだけど、何か物足りない感じ?
今回は救命救急の初期判断からの病名は何だミステリーサスペンス展開で15分延長だったけど、最終的に「30秒ルールって知ってますよねえ?」と「6割の分際で医者だと名乗らないでいただきたい」という結論にしてはゲストのおじさんの病名診断のための話を引っ張り過ぎな気もする。
岸のキャラも1話よりはマイルドというか、そもそもそんなに変人じゃないよね?
話の作りとキャラ的には智尋(武井咲)が足手まといポジションじゃないといけないのにもともとが臨床の医師だから別に右も左も分からない新人ってわけじゃないし、そこそこ正しい知見を述べる分ドラマとしてはつまらないんだよねーってくらい。原作もこんな話なのかな。
というか結局病理医の仕事は地味だってことなのかしら。患者とかかわらないとストーリーって展開しないよなーとか思ったり。
でも思ったんだけど、岸が「病理医のいいところは患者と触れ合わなくていいことだ」っていうのは、むしろ変な先入観や情に流されたりしないという意味で正しいんじゃないかなあ。
だとしたら本来なら臨床医から上がってきた純粋なデータだけで判断をするべき仕事だけど、病理サンプルはともかくその患者の事情や状況というデータ自体が拾われてない、それを集めるために宮崎が必要だというのは病理の仕事としては本末転倒って気がしなくもなく。
あ、そうか、それが今回の顛末として30秒ルール念押しに繋がってるというのはそういうことかな。1話の時も結局倒れた時の状況がどんなだったかが病名判断の鍵になってたわけだし。それがないと正しい判断が出来ない、臨床医が怠慢なせいで患者が死んでる(気が付かなければ死んでたわけだし)っていうのは話の作り方としてはオレは好きじゃないパターンかも。何かを持ち上げるためにほかをこき下ろすってのと似てるような気が。だから見てて楽しくないのかなあ。
あとそういや長瀬×武井咲って「クロコーチ」の剛力彩芽と同じだよね、事務所が同じオスカーだし。(相方が気がついた)局関係ないみたいだし、なんでジャニーズの長瀬とオスカー女優の組み合わせ?誰かそういうコーディネートしてるの?
そうそう、ツダカンこと津田寛治が珍しくいい役で出てちゃんと絡んでるんだけど、あのキャラはちょっと面白いねw 部長?の割に思ったより軽くていいw