そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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ちかえもん#1「近松優柔不断極(ちかまつゆうじゅうふだんのきわみ)」

http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/chikaemon/
脚本:藤本有紀 演出:梶原登城
 
最近木曜時代劇はノーチェックだったんであさイチ!で知って再放送を確保しました。
ちかえもん」って言われた時に近松門左衛門のことだとはわかったんだけど、なんか音的に違和感なくて笑った。よくこんなドラえもんみたいなニックネーム思いついたなー。しかもヘンテココメディw
始まった時点での状況が今ひとつよくわかんないんで、近松が何をどう悩んでるのか分かりづらかったけどそんなことどうでも良くなるようなスチャラカな面白さ(笑)そして曽根崎心中ができるまでの数ヶ月の出来事ってことか。傑作浄瑠璃曽根崎心中とはいうけどタイトルしかしらんがな。と思ってぐぐってみたけど単に心中モノか。何となく実話の事件だってことと心中モノが流行りすぎて禁止になったり生き残った時の罰が厳しかったりってのはwiki見てそう言うや聞いたことあったわーと思いだした。
ストーリーというか状況はそれなり史実なんだろうけど、近松松尾スズキ)のキャラがあまりにもヘンテコ、持ち上げてないと何も出来んし情けなくもかわいらしすぎるのと、相棒の万吉(青木崇高)が斜め上にアホすぎてアホカワイイので何をどう突っ込んでいいのやら。
近松の心の声と変顔、変な調子のセリフ回しや変な替え歌に笑いながらも、人形浄瑠璃の美しさも堪能できる良いドラマでした。過去の回想を人形浄瑠璃でやるとか面白すぎる(笑)
近松さんは江戸時代のキャバクラに通ってるくらいだから別に暮らし向きが悪いわけじゃないんだよね?鯖くらい売ってんじゃね?つーか態より鯖かよ母上殿。昆布締め美味しそうーw しかもなんで万吉が居候?ちかえもんって呼ぶかwwww
結局油屋のおっさんは何を企んでたのか?伏線?油屋さんは九州の炭鉱の親分さん@あさが来ただよ。
というかこれ突っ込みながら見るドラマだよね?いろいろ面白すぎるわw
それにしても最近のNHK大阪の時代劇は衣装が綺麗で可愛いなあ。柄とかちょっとした合わせ方とかがすごくセンス良くてどうしたことか。あと大道具の建込みもなんか気が効いててステキすぎる。あさ来たもだけど障子とか部屋の設えがいいよねえ。考証ちゃんとしてんのかなー。