そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう#2

http://www.fujitv.co.jp/itsu_koi/index.html
脚本:坂元裕二 演出:並木道子
 
冒頭、「OIOI(マルイ)」を「おいおい」と読んで笑われるってそれこそおいおいだよ…と思いかけて1話での音の境遇をかろうじて思い出した。そりゃ読み方どころかそんな店があることすら知らないよなあー… (´Д⊂ヽ そういう意味で普通じゃない音の境遇はもう少し強調しといてもいいんじゃないかと思わんでもない。いやストーリー展開に絡むなら…だけど。うっかり忘れてるとちょっと痛い人に見えちゃうしさ。小夏と違って田舎者とかそういうレベルのことでもないし。
てか音(有村架純)はともかく練(高良健吾)は、なんでそうなのか、そういう人たちがいるんだってのはとてもよくわかるんだけど、それでも練みたいなキャラはまっすぐ真面目過ぎて見てていらっとするんで苦手なんだけど、それ以上にあの引っ越し屋がブラックというか、あの事務所でのやり取りだけであいつら死ねばいいとしか思えねえ。柿谷運送の社長の松田美由紀と先輩の高橋一生ともう一人の先輩だよ。練はなんであんなとこで働いてんだよまったく。それ自体がもう駄目スパイラルにハマってるってことなんだろか。
音は性格的には気が強いからいいけどその分介護施設というまたマジなブラック職場でやっぱり見てるとHPすり減るよ。
そんな二人が同じ地域に住んでるのにすれ違い。いつ会うのか、ドラマなんだからこの1時間の間には会えるんだよねと思いつつ見てて、結局あの可哀想な子犬繋がりという。
というかあのねーちゃんなんであの犬飼ってた?だってあそこアパート一人暮らしじゃなく戸建てだよな。戸建てでDQN人種?柴っぽい雑種を捨ててトイプー買ってくるってそれ普通にお金あるよね。雪が谷大塚とはいえ戸建てに住んでるジモティーで犬買えるって!(たぶん論点はそこじゃねえ)
なんか練にしても音にしても微妙にこういう人たち苦手と思うんだけど、2話め見終わる頃には応援せざるを得ないという坂元マジック(笑)
本当にこういう人たちの描写が上手いなあ、坂元さんは。共感はしづらいけど応援はしたくなるよ。周りの人間もまた微妙に酷いってのが余計に。
あと小夏ちゃん(森川葵)が何気に晴太(坂口太郎)に沼に引きずり込まれてる気がするし、たぶん晴太は悪気ないんだろなーと思うと余計に酷いぞ?あいつみたいなのは野放しにしちゃいかんよ。
でも練と木穂子(高畑充希)の格差も、木穂子が悪い人じゃないだけに見てて心痛くなるし、音に絡んでくる朝陽(西島隆弘)はまたあざとすぎて韓国ドラマかよって気分になる(というか西島くんていつもなんとなく韓国ドラマ見てる気分になるのだ)。
本当に毎回ステレオタイプじゃないキャラを持ってきながら変なところでリアリティを成立してしまう坂元裕二の世界観はすごいね。
とりあえずこの二人の恋?の行方を見ずにはいられない。練が福島のじいさん(田中泯)の土地を取り戻せるのかどうか(無理だろうけど)も気になる。というか田中泯はもっと出したほうがいいw
そんなんでたぶん毎回心削られつつ胸締め付けられる展開に涙するような気はするよw
 
こんな記事を見つけたので自分メモに。

東京ラブストーリー」は別に好きじゃないのでそれと比べるのもあれだけど、坂本裕二は本当にこの数年覚醒してしまったので、なんかもうそもそも別物だよ。
つーかオレ的には「恋仲」(リタイヤ)が高視聴率なのになんでこっちが数字取れないのか知りたいよ。