そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

フラジャイル#5

http://www.fujitv.co.jp/FG/index.html
脚本:橋部敦子 演出:石川淳一 原作:草水敏、恵三朗
 
長瀬が出てる以上見ないという選択はないんだけど、面白いと思えないのはちょっとツライですな。さすがにこのドラマは長瀬が出てなきゃ即リタイヤ。
真面目な話これって原作通りなの?それともドラマ的に脚色されてるの?どう考えても変な話というか、突っ込みどころ満載すぎる。(ダメな意味で)
保育士をやってる癌で余命1年の小早川さん(安田章大)、他の病院でも見てもらってて壮望会第一病院の腫瘍科から緩和ケアへというパターン。余命宣告されて諦めてるのかもしれないけど保育所の同僚の言い方も配慮なさすぎて酷いし、高価な抗癌剤を試してないっていうけど、そもそも薬が合う確率が6分の一なのに検査もせずに使わないって決めてるってのもおかしな話。まず検査しろよ。してから言えよ。それこそお金の問題だからってことで、もし使えることが分かったら困るって言うならまだわかるけど、単に諦めてるだけってんならまず担当医が説得しようぜ?
そのお金の後悔と森井くんの後悔を絡めたかったんだろうけど、オレ森井くんのことだってたった500万円って思っちゃったよ?いや金額は「たった」じゃないけど、これから入学するっていう高校生ならまだしも、すでに相当のお金をつぎ込んでる医学部3年生ってそれなり展望見えてないか?奨学金とかなんとかならんかったのかなあ。奨学金にしても病理検査技師の奨学金で6年間縛られなくてもとしか。だったら普通に医者として奨学金ってないのかしら。
医大のことはよくわからないけど、医者になることと技師にしかなれないことって人生設計として相当違うと思うんだけど。というかこれから医者目指すとか出来んもんなのか?単にやる気が無いだけか?
そして小早川さんも音大に入って作曲するのが夢だったって、音大に入れなくても作曲ならいくらでもすればいいよ。YouTubeに投稿すれば?そんなこといいながら今まで一曲も描いたことがなかったってのが何言ってんのって感じ。というか楽器使わないでいきなり譜面に作曲って、絶対音感の持ち主かなんかなの?その才能があってなぜ保育士なのか。
あとどうでもいいけど緩和ケア病棟で生きる話を大声でするって、やっぱり他の患者に配慮がないと思うの。
それで結局小早川さんがあれって…(一応ネタバレにしとく)( ゚д゚)ポカーン
お母さん、電話とかいいからちゃんと子供見とけよ… あれ普通なら親の監督責任で保証問題になるよな?というかいくらなんでもそこ乗り越えるか?バカなのあの子供。
なんか、なんだろう、最終的に良い話にしてるけど、どう考えても良い話じゃなくヒデー話だから…
岸先生のキャラもあれでいいのかなあ、今回はなんか普通に面倒見のいい良い人だった気がするよ。