そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

アイアムアヒーロー

http://www.iamahero-movie.com
監督:佐藤信介 脚本:野木亜希子 原作:花沢健吾

 
金曜から劇場小さくなるっぽいのでそれは避けたいと、相方が無理やり夜の回を見るとねじ込んできましたw
何度も言うようですが、オレはホラーもスプラッタも得意じゃないしゾンビものもあまり好きじゃないので原作も読んでません。映画は大泉洋が主演なので興味あるというくらい。
んで、あまりにもスプラッタがハチャメチャすぎて疲れたけど面白かった。スプラッタは得意ではないので見ないけど映像としては別に平気なので。
というか、こんなにも大泉洋が格好いい映画は初めてだよ!スゴイよ、英雄くん超カッコいい(*´Д`*)
あと何でもいいけど銃はもっとくべきか。クレー射撃が趣味っていなくはないけど特殊だよね。細かいけど銃の使用許可証と法律絡みのネタも笑えたし。
この作品のあらすじは何となく知ってる程度だけど、映画はわりと最初の漫画家部分をちゃんとやってるわりにその後の非日常への転換が早かったこともありちょっとついていけないとこもあったかかな。ヘリとかジェット機、いきなり前振りなしのパンデミック状態で街中がZQNパニックになってるとか、あまりにも強引というか。映画で描いてないだけでZQNに感染する条件とかはあるんだろうけど、さすがに走る系のゾンビは展開早すぎてついていけないよw あと主人公がスマホをなくしたのは分かってたけどもうちょっと情報収集するとかあってもいいんじゃないかなーとか。塚地のキャラがあの時点でいろいろ情報掴んでたわけだし、普通ならまずそうするよね。
まあ全体に細かいとこに突っ込む作品じゃないか。そういや脚本が野木さんなのは知ってたけど、監督は佐藤信介ってことでいろいろ納得w(EDテロップ見るまで忘れてた)
ただまあ個人的に映像とか雰囲気は「GANTZ」のほうが好みというか新しかった気はする。
なんか今回の、メインのショッピングモールが韓国ロケで韓国人エキストラが多いせいか、後半のショッピングモールの話はありきたりのゾンビものだし、ストーリーも単調なせいか妙に韓国映画感ハンパない気が。
けどそこが不思議とZQNのテイストとマッチしてて、変な世界観になってたのはそれなり面白かった。ゾンビといえばショッピングモールだからかw
半分ZQNの有村架純のゾンビ感とかさすが有村架純だし、長澤まさみもああいう感じの雑いキャラがハマってた、スゴい力持ちだけどナースって案外力あるよねw
にしても吉沢悠とか岡田義徳とか片瀬那奈(相変わらず体張っててスゲェw)とかが良くも悪くも一昔前のメンツすぎるし、有村架純も微妙に昭和イメージあるせいかあの中で大泉が一番今風のキャストに見える不思議w (あ、吉沢悠岡田義徳もオレは昔から好きです)
一応原作試し読みとか見たけど原作の絵が好きじゃないのでぶっちゃけ英雄とかキモいオッサンにしか思ってなかったんだけど、大泉洋が演じてる英雄はなんかチャーミングで、ダメダメだけどあの状況にギリギリで対応してるとか映画は大泉なことで逆にほっとするというか良かった。
あとここで散弾銃を全弾撃ち尽くしてどうするんだ、そもそも弾は100発しかないのにZQN大勢いすぎだろーと思ったけど、まさかそこでそう終わるのかーと(笑)なんか後味よくて妙に爽やかエンドなのも良かった、かな?
ただあの予告編のウィリアム・テル 序曲に乗ってテンポよくZQNを殺していく、ゲーム感覚な予告編のつもりで本編見ると後半結構ダラダラと戦ってるんでその辺がオレはイマイチだった。だってそうなるとありきたりのゾンビものなんだもん。あとオチ(の対決)は絶対アレだと思ったし。
原作読んでないからアレだけど、でも映画としてはこれはこれでまとまってるし悪くない気がする。
とにかくこの英雄くん超頼れるし格好いい。英雄くんといると大丈夫な気がする(笑)あと気になったけど中田コロリ先生はどうなったんだろう。やっぱZQN化した?アベサンの最後は泣けた。
まあこれは何者でもない中年男の願望としてありかもと思わせる何かはあるかなあ。大泉ハマり過ぎてるよw