そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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仮面ライダーゴースト #35「真価!楽しさの力!」

テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ghost/ 東映 http://www.toei.co.jp/tv/ghost/
脚本:毛利亘宏 監督:山口恭平
『いつかもう一度、みんなとご飯が食べられたらいいな』
 
ゴーストってなんかトンチンカンなとことやズレてる感があっても、何となくそこに突っ込む気にはならないのは全体に人の善意を信じるというふんわか気分があるからかもなぁと思いながら、アデルの姿したガンマイザーたちとライダーたちのバトルを見てたけど、もう何やってるのかさっぱりw
まあ少なくともタケルのキャラが他人のために命燃やすぜ!で、なおかつ人を信じたいという気持ちと邪気のない笑顔に癒やされるからだよなあ…と思って見てたんだけど、最後の最後でものすごい地獄に突き落とされたみたいな気分になったよ。
確かにタケルはもう死んでるから人間じゃないんだけど、楽しさは無限!とか言ってる話の最後に、主人公が思い出す楽しいこと=みんなとご飯食べられればいいなあなのがなんか悲しすぎるというか。
死んだこと自体、いつものライダーのノリでウヤムヤのうちにわけも理由もわからず死んでた!でも生き返ったような?で始まったせいもあって、死んでることとか生きてる事自体にまったく実感持てないのが影が薄い理由かもって気はしたんだけど、「ご飯」かー… (>△<)
井上脚本じゃないからにしても食事シーンは確かに少ないし、アランやカノンちゃんがタコ焼き食べてるくらいでマコトもそういやあんま食べてないし(マコトは戻ってきたら食べるべきだったと思うけど)、ジャベルも御成におにぎりもらったりしてたのに、そういやタケルくんはご飯も食べないしお腹もすかないしそもそも食べる必要のないゴーストだったって、改めて気づかされたよ。可哀想すぎる。
今回の楽しさ探しは、これ科学ってだけじゃなく仕事に置き換えても同じだよなと思ってたんだよね。ジロウ教授がいつの間にか義務感みたいになってた科学の研究(つまり仕事だよ)の楽しさを取り戻すって話だったけど、自分がなすべきことが楽しいことで多くの人と繋がるっていう話。
でもそれひっくるめて「楽しさの力」ってのは、「生きることは楽しい」って話だと思ってたんだよ。
そして一番生きる楽しさや喜びを感じるのは食べることだよね。ジャベルもアランもそれで肉体性を取り戻したけど、肉体を取り戻すってのはやっぱり生きるってことで、生きるためには食べなきゃいけない、でもタケルは個としては存在はするけど真の意味で生きてるわけではない、しかもそれを知らずに奪われちゃってたんだよね。こんな悲しいことがあるだろうか。
だからマコトやカノンたち眼魔世界からの帰還組も含めて、眼魔世界の人たちが肉体を取り戻すことがもうちょっと当初から自覚的だったらと思わんでもないんだけどさ。こういうことならね。
でもさすがに寺のみんながご飯食べてるのにタケルだけ食べられないって描写はキツイか。まあこないだのラーメンの話で記憶のほうじゃなく食べることにちょっとでも触れといてくれればなあとは思ったけど。なんか改めて、死ぬってそういうことだよなー。
楽しい=喜びってのは生きることと同じと言っていいと思うけど、アカリが「ひょっとして光のライダーって感情を力に戦うライダーってこと?」って気がついたってことは結構重要なことなんじゃないかな。心の問題としての感情がないと人とはつながれないみたいな?いやよくわかんないな(作品テーマがとっちらかりすぎ)
この話はどこに繋がるのかなあ。楽しさだけでいいのかな?
それはともかく御成はアラン様にやり返されてたwwwバカ御成www
おまけにこの意味があるんだかないんだかわからないコスプレ回(笑)夢の中の森のヘルヘイム感ときたら…悪夢かよwww(たぶんいろいろ使い回しw)
タケルはともかく御成@金髪ロン毛ってパンクロッカーか?とユウイチ教授@ガラスの靴は28センチのドレス姿はできれば見とうなかった(苦笑)
タケルも顔はカワイイ割に女装するとゴツさ目立つなー(笑)
あとはアラン様がこのまま何事もなくタケルたちと仲間のまま最後までいって欲しいです。これ以上アラン様を苦しめないでー (>_<)
そういや今回の夢の中の世界って飯能のムーミン谷だよね?一度いきたいと思いつつ未だ未踏の地…!
 
予告。
あれ、奥仲麻琴ってコヨミ?だよね。