そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

神の舌を持つ男#2

http://www.tbs.co.jp/ranmaru_tbs/
脚本:櫻井武晴 演出:堤幸彦
 
なんつーか、1話以上になんじゃこりゃ感w
オレはこういうくだらなさ好きなんだけど、どうなんだろう、相方は若干リタイヤ気味です。まだ2話めなのに!
とは言っても1話以上に意味不明な話だよな。
結局何だったんだ?殺人じゃなく事故だし、それを息子のせいだと思って勝手に庇った温泉宿の主人が死体遺棄って、意味がわからない。まずこの話でいうところの「息子がやった(と思ったこと)」が何なのか。なぜお父さんはそう思ったのか。
不幸な事故だと思ったなら罪ではあるけど殺人罪ほどではないよな。だったらまず死体見つけたら警察呼べよと思うし、もし何かわけあって息子が殺したと思ったならあの親子の間でそう思う根拠を描くべきだし。(状況からして完全に事故ってことだろうけど)
ドラマとしてはその辺をグダグダにしてるのはいかがなものかとは思う。根拠というかこの話が成り立つための説得力がないんだよね。
あとトンデモ設定のはずの蘭丸の絶対舌感を持つ男という設定がうまく生かされてないような気が。直接舐めてる時はいいんだけど空気をカプカプしてるのは臭いじゃなくて「空気中の粒子を舌で味わってる」っていうのは毎回ちゃんと説明するべきじゃないかなあ。
蘭丸のキャラも余計な設定くっつけ過ぎなんだよなあ。伝説の三助の孫と絶対舌感の関連性もないし、引きこもりだったという生い立ちもあまり関係ないし。そもそもひと月前まで引きこもりだったみたいだけど、それと毎回の冒頭説明の女性とキスをしても〜ってのは矛盾するんじゃね?引きこもりでしょ?てかなんでそこから旅に出た?なんで寛治や光と出会った?
もうちょっと宿の人たちに突っ込んで話を膨らませればよかったのに。
ってか山村紅葉は出オチに近いけど、江口のりことか志賀廣太郎とかもったいないよー。徳井優中尾明慶の親子の話もいい話にしたいならエピソード不足だしそもそも女将の山村紅葉と夫婦感・親子感がまったくないのはどういうこと?むしろこれ志賀廣太郎がいらないキャラだよね。
全体にはトンデモな話なのに真面目にやり過ぎてるのかなあ。テレ朝だともう少し怪しい胡散臭さがあるよな。何が足りないのか?
お話的には間欠泉の不備を指摘されたくない町長さんの話はなくてもいいんじゃね?しかもキャラ配置が違うだけで調査と勘違いしてみたいなとこは前回と同じ構造のネタだしなあ。刑事も役者が違うのに同じようなキャラ作りだからそういうパターンにしてもっと盛ればいいのに全体に薄いのよね。
あと真っ直ぐでいいはずの源泉管がやたらくねくね絡み合ってるのはテツトモのなんでだろう〜っていう腕の動き風にしてあるってことかなあ、ツッコミないけど。
そしてゲンセンカン+主人→つげ義春とデザイヤー→中森明菜っていう寛治のツッコミ、オレも思わず突っ込んだら被ったよ!w PCがないってのもわかったw
あともしかして毎回やりそうな気がするけど、提供バックに温泉美女の三助シーン入れてくるの確信犯だよね?(笑)