そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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仮面ライダーゴースト #41「激動!長官の決断!」

テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/ghost/ 東映 http://www.toei.co.jp/tv/ghost/
脚本:長谷川圭一 監督:山口恭平
『おっちゃん!』
『いや違う』
『あれはイーディス長官だ!』
 
いま何をやってるのかさっぱり分からないし、ストーリーがまったく頭に入ってこないんだけど、毎週ちゃんと見た感(満足感?)はあるのが不思議w
最初から何かを放棄してるのはわかるから見ててイライラはしないんだけど、それもどうかって気もするしなあ(苦笑)
にしてもだ。
今さらながらにあかりが〈肉体をカプセルに入れて魂をアイコンに分離することで永遠に生きる事ができる〉という眼魔世界の秘密に気がつきましたが、今そこ?てかオレたちが知りたいのはそこじゃないし、たぶんオレたちそれ知ってたw
アデルに排除されたイーディス長官からもさらなる説明が。
眼魔世界に最初から存在したらしいグレートアイを使って大帝アドニスは人間が死なない世界を作った…はいいけど、それ眼魔世界が存在するということ自体の説明にはなってないし、オレたちが知りたいのは眼魔世界って何?ってことなんだけど。眼魔世界はあの世とは違うの?死んだタケルが生き返ることと龍さんの研究と眼魔世界にどういう関係があるのかってことなんだけど、もう異世界ってことで?
大体そこにいる住民が〈人間〉っていわれてもどういう意味での人間なのかといいたいし、明らかに死んで生き返ってるゴースト状態のタケルが、幽霊的超常能力が使えることに対して「自分が人間じゃなくなっていく」という危機感を覚えるってことがもう意味がわからん。製作者側は本当にちゃんと意味がわかっているのかと逆に問いただしたい。
さて、妻や長兄などの家族を病気で亡くしたから誰も死なない世界を作ったと言う眼魔世界の大帝アドニスのいうことは動機としてはわかるけど、だからそもそも眼魔世界っていうのが何なのか。(堂々巡り)人が死んだあとに行くあの世じゃないの?眼魔世界でも人は死ぬの?
まあ眼魔世界が異世界だとして、そこにあったものがすべてを司る〈グレートアイ〉という存在で、何が出来るのかよくわからないんだけど超絶的な力を持ってるグレートアイと人間がむやみにつながらないように、守護者としてのガンマイザーを作ったのはイーディス長官だったと。
ところが(経緯も状況も不明ながら)今の眼魔世界を維持するために必要な生命エネルギーを獲得するためにアデルは人間世界に侵攻してきました。それまだアドニスが生きてる時…ってことだよね。
えーとガンマイザーの力が使えないから生命エネルギーが必要になったってことでいいのかしら?ちゃんと説明されてない気がするけど。だったら眼魔世界の国民を眼魂化しないほうがいいんじゃないのかな、それを維持するエネルギーが別に必要だってことでしょ?
なのにグレートアイの力による世界の再生ができるのは大帝アドニスだけで、彼は迷ってるうちにアデルに殺された…はいいけど、彼はだから何を迷っていたの?どこかからはエネルギーは持ってこなきゃいけなくて、グレートアイを使うか人間世界の生命エネルギーを使うかって話だよね。今それが足りなくなってるからアデルは眼魔世界の国民をエネルギー化して灰にしてるんだよね?もう本末転倒。
つまり本筋内でそこまで説明されてればアデルが狂ってる=悪だってのがわかるんだけど、そんなこと何も説明なかったよね。
イーディス長官がアドニスの理想を引き継ごうとしたけど狂ったアデルが大帝の間違った理想を引き継ぎ眼魔世界を掌握して、それへの対抗手段は全部防がれ結局何もできない…ってもはや意味がわからないレベル。
今ここまでのまとめ、間違ってないよね。
そこで長官が『もはや私には何も成すすべはない。悔いても悔やみきれない』とか言っててもなあ。なんか根本的なことが間違ってないか?これ要するに眼魔世界のエネルギー問題だよね?それを解決するために人間世界を侵略しようとしてるって話だけど、じゃあなぜグレートアイを使わないんだってことじゃんよ。しかもそれ、龍さんたちのやってた研究と何か関係あるのか?グレートアイの秘密を解き明かして安全に使えるようにするってことだとしたら、まずグレートアイの危険性を説明してよ。今問題になってるのは長官の説明だと、長官が作ったガンマイザーの方だよね。ガンマイザーを使ってアデルが独裁政治をやって、人間世界を犠牲にしようとしてるってことだよね?
ここまでの経緯がまったく意味がわからないのだが。一応このくらいに理解したオレでも『仮面ライダーゴースト』という番組が何がやりたいのかまったくわからないのだが。親子の愛とか信じる絆とか運命に抗うこととか、そういう偉人たちの信念はまた別として。
というか思うに、そういう眼魔世界の理想と内乱と独裁を人間世界の犠牲に成り立たせようとする〈悪〉に対して、タケルが偉人の生き様を学びつつ戦って成長して行く…という話だったんじゃないのかなあ?今もうすでに偉人の生き様はどうでも良くなってるよね?最終的に〈運命に抗え〉は悪くないんだけど、対ベートーベンさんだけの話じゃないよねえ。今ここまでで学んだタケルの生き様って何なんだ。問題はそこじゃね?タケルのキャラとして一番描かなきゃいけなかったのでそこだよね?
 
さてマコト兄ちゃんがアデルに対して昔はカッコよかった…的なことを言ってるけど、軍人とか何の話?てか何そのおいしい話。(オレ的にはちょっとおいしい)ニセモノの軍人マコト兄ちゃんてその頃のアデルの記憶から作ったの? (*゚∀゚)=3 ムッハー いや普通に人間世界に帰ろうとせず世話をしてくれたことに恩義を感じて軍人となってお返ししますっていうマコト兄ちゃんもよくわかんないんだけど。
ともかく結局アデルがキチガイだってこと?
アドニス大帝が人が死なない理想世界を語り、そのために国民を眼魂化して管理した結果が感情を排した論理的世界であり(それもなんか目的として違ってるような)、アデルたち息子らはそれに共感してたはずなんだけど、結局それは不自然だったってことかしら。
だとしてももうアドニスは死んじゃってるから真意を問いただすことも出来ないし、その話が本当ならアデルはどこかでおかしくなるか(それは普通は父親との確執だったりするんだろうが)、もしくは何かに本質的なラスボスに洗脳されるか操られるかして凶行に走った…という原因があるはずなんだけどそこはスルーなの?意味がわからない。
なんだろうこの話。
 
そんな謎と秘密の話とは特に関係なくアカリに憑依した冒頭のベートーベンだけど、結局タケルは運命と戦えってことでいいのか?
というか普通の仮面ライダーは最初から運命と戦ってるよね。なぜタケルが戦わないのか、そっちのほうが不思議よねえ。いやそこら辺も今まで描かれた記憶がないんだけど、あと19日の命ってことで(案の定まだ3月末だったよ!)とにかく今その運命に怒り、抗うべしとか言われても。タケルってそういうキャラでもないしなあ。
本当に全くもって意味がわからない。
意味はわからないけど、最初に言った通り特に展開に不服があるわけでもなく、今さら中途半端に秘密とか明かされても困るというか、うんわかった、以上の感想はないので…説明しないよりはマシってくらい?

それと食事シーンが極端に少ないこの番組で初めてちゃんとしたみんなで揃ってごはんを食べるシーンが出てきたけど、アラン様は普通にご飯食べてるし、マコト兄ちゃんの分も用意されてるってことは今まで普通に食事してたってことだよねえ。そこもなんというか中途半端すぎるよ(^_^;)こないだからマコト兄ちゃんが飯食ってるかどうかすごい気になってたのにー?
アラン様が普通に朝食食べてるのはとてもホノボノ和むけどw
あとキュビちゃんからの絵手紙はホノボノしたw そこで回収しちゃうの?もう出ないのかなー。今どのへん旅してるんだ的な。
もう一つ、今回の青いガンマイザーはなぜペンギンを飼ってるのか?(笑)http://www.tv-asahi.co.jp/ghost/gammiser/05/

予告。
え、結局イーディス長官が仙人のおっちゃん?何がどうなった。分身?