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脚本：長谷川圭一 監督：山口恭平
『本当、タケルらしい』
おっちゃんの正体はともかくそのバレ方はどうなのか。
真面目顔で『安心しろ、私は大丈夫だ。不死身だ』と言いながら仙人の衣装で出てくるって、そんなことはとっくに予想がついてたオレたちすらポカーンとさせるこの演出はいろんな意味であっぱれとしか（^_^;）
タケル『イーディス長官…ですよね？』
長官『そうだ、何か？』
ユルセン『おいおいおいおい間違ってるよ！その格好！』
ユルセン、ナイスツッコミというより本気で慌ててるよー？
長官『あっ！本当だ、しまった！慌ててたから…』
みんな『てことは』『長官と』『おっちゃんは』『同一人物 !?』
長官『テヘッ！ついにバレちゃった』テヘッ♪じゃねーしｗｗｗ
一同『……( ﾟдﾟ)』
長官『別に、悪気はなかったんだ〜♪なかなか言い出すタイミングがつかめなくてさっ！ …( ´_ゝ｀)』
竹中直人がまさに竹中直人だとしか…（笑）長官（が本体だとして）、二重人格？
大事な話の前にこんなネタを突っ込んでくるゴーストはこの期に及んで本当にどこに行きたいんだろう？（苦笑）
というかその後の話の方が衝撃的というか、最初の99日のタイムリミットが切れた時におっちゃんの力及ばない状態になった、それまでならおっちゃんの力で生き返らせることが出来たっていうことを3回死んで3回蘇った今明かされても。
アカリは謝らなくてもいいからってたけど、おっちゃんはタケルに謝れよ！
さすがにこれは予想してなかったなあ。タケルがなんだか妙に自己肯定感の低い可哀想な子で良かった…（あえてよかったと言っとく）
つーか騙すつもりはなかったにしても、だったらもう少し焦ったり対策を考えたりしたほうが良かったんじゃないですかね、長官。
それよりこの展開だけど、ぶっちゃけこの状況で何があったのかわかれというのはちょっとむずかしいんじゃないかしら。
若干戸惑ってたら東映公式に答えがありました。
さて、アドニスと共に人が死なない理想の世界を創ろうと試みたイーディス。その世界の実現に、一度は成功したかに思えました。しかし、イーディスは目の前で人が消える光景を目撃してしまいます。そして、その世界の過ちを修正しようにもイーディス自身が作り上げたガンマイザーの力に阻まれ、その願いは叶わず……。成す術のなくなった彼は絶望し、自責の念にとらわれます。
そんな時に出会ったのが天空寺龍でした。龍と拳を交えたイーディスは、人間である彼に敗れます。初めは人間を馬鹿にしていたイーディスでしたが、自らの過ちを認め、人間が持つ無限の可能性をもう一度信じて世界を救うために立ち上がります。そして、龍と共に研究を始めたのでした。
今回の長官の過去の回想シーンをまとめるとこうい話だったらしいです。（まじめに説明不足ですよ、監督さん）
ただそれでもなぜタケルが死ななきゃいけなかったのかの必然性は分かんない。（まさかそこすら長官のせいというわけじゃないよなあ？さすがにそれは許されない気がするけど）
タケルが死んだのは予定外だとしても、長官がタケルをどう使ってこの事態を収めようとしていたのかもわからない。そもそもゴーストに変身するために死ぬ必要ってないよね？だったら生き返らせたほうが良かったと思うんだけど、なぜそうしなかったのか、更に謎がーって感じだし。
辻褄自体はあってなくてもってのはいつものライダーだけど、これ本気で筋が通るのかなあ？
しかもタケルの自己肯定感の低さときたら。
『でもこの怒りはすべて俺のためだ』
『俺わかっていなかった。こんなにもみんながオレのことを本気で心配してくれてるって』
いやタケルくんタケルくん？今までみんながどれだけタケルを心配して助けようと奔走してたと思ってるんだ？
『俺、ちゃんと生き帰るから。みんなこれからも力を貸してくれ』ってその死んでも構わないと思ってること前提なメンタリティは一体。こっちがビックリだよ。
そんなタケルが信じる「人間の可能性は無限」ということがどれほどのことなのか。いやだからこそなのか？
いやむしろ諦めてないのがすごい。言ってることはポジティブでとても大事ないいことだし。もうそれでオッケーなのだ。（としか）
アデルは、アデルこそ本当に何がやりたいのかわかんないんだけど、単に破壊者ってだけなのかなあ。いかにもタケルと意思が通じそうにしといて通じない、明後日方向に飛んで行くのは正直イカれてるとしか。
だって長官はアデルとタケルを自分と龍さんの姿に重ねてるけど（あとたぶん長官の記憶を見たタケルも）、アデルってそもそもそういう気持ちじゃないから和解する必要ないもんな−。アデル本人は間違ってるかどうかもわかんないんだから、改心する理由もないよ？
真面目にいうと、番組的にタケルのポジティブな言いように対するアンチな突っ込みとしての存在ってだけな気が…だから言ってることに対して中身や実体がまったくないんだよね。そういうことだよね。
ただそれでもなぜかタケルの言う「いいこと」は心に響くので、今週も何をやってたのかがさっぱり分からなかったけど、かといってそれでイライラすることもなく普通に面白かった気がするのが不思議なのです（笑）
ところでユルセン、アラン様はタコ焼き少年じゃないしおばあちゃんの臭いがするって服が？何かの伏線じゃないよね？
予告。
え、また入れ替わりネタ？なんで？というかアラン様が「拙僧でございますぞ！」って言ってても全く違和感ないｗｗｗ
あと御成の柳くんが普通にナレーション上手いし。彼はゴースト終わったあとも普通に活躍すればいいなあー
