そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

逃げるは恥だが役に立つ#9

http://www.tbs.co.jp/NIGEHAJI_tbs/
脚本:野木亜紀子 演出:金子文紀 原作:海野つなみ
 
えーと、このドラマをキュンキュンする〜と言いながら見てる人はとても残念な気分になると思うので、以下見ないことをオススメ。
 
ガッキーがカワイイのは疑問反論の余地が無いのだが、オレもともと星野源はそんなに萌えキャラじゃないので、さすがにキュンキュンどころか「こいつらめんどくせー!」のほうが上回りましたよ。システム再構築のあたりから。
いや確かにシステムの仕様書変更案件なんだけど、お互いがお互いのことを好きになるということが盛り込まれてないってのはそもそもシステムの欠陥だし。
その上でお互い好きなのはわかってるくせにいまだそれを本心では疑ってかかったり(失敗時の予防線)、好きだと言いつつその他の条件が前提としてありすぎてなかなか一歩踏み出せないってのは恋愛としては面倒くさいとしか言いようが。それでも嫉妬するというのは一歩進んだと思うけど。
普通じゃないところがコメディとして面白いんだろうけど、やっぱりオレの好みではないなあ。これガッキーじゃなかったらたぶん見てないかもっと早くリタイヤしてるかも。
そして主婦の価値は、確かにみくりが言うように契約結婚だと対価(お給料)があると思うから手を抜かず完璧にやってるんであって、対価がウヤムヤでしかないならそこまで完璧には出来ないよね。
それ以前に前回も言ったけどみくりの家事代行業務の仕事レベルがとても高いので、同じ給料でもっと能力が低い人だとどうなんだって思うし。それは仕事に見合ってるのかという意味でね。例えばやっさんはみくりと同じお給料がもらえるのかっていう意味ね。(当然相手が見出す価値なのでそこに一般的な基準はない)
それって何でも鑑定団パロで、最初「主婦」の掛け軸だったけど次はお互いの似顔絵の水墨画だってのはまさにそれで、主婦という肩書きが対価を得るのか、妻(夫)その人に価値があるのかって話なのよね。
今回平匡の会社でリストラ話が持ち上がってるけど、沼田さんのリストラ基準はともかく、会社として能力が低い人間で日野がリストアップされてるんだけど(他の人よりも年齢高そうなだけに余計にアレなんだが)、日野さんのお給料が平匡と比べてどうなのか、もし同じお給料もらってたら給料泥棒だと思わない?主婦の仕事も同じだと思うの。時間換算じゃないと思うんだ、ほんとは。
でもそこで家のローンがあるからといって能力の低い日野を残して仕事ができる平匡がリストラ対象になるとしたら、それは納得いかないでしょ。人情味はあるけど会社としてどうかと思うし。
そして百合ちゃんとこの仕事もだけど、彼女ら女性の地位を勝ち取ってきた人たちからしたらあの化粧品の自由に生きることが美しいみたいなキャッチコピーは自分らの生き方として重要なんだろうけど、それで商品が売れるかといったらどうなんだろ。カッコイイというのに異論はないけど、あの化粧品のターゲットが誰なのか、もし若い子狙ってるなら百合ちゃんたちがダサいと言ってもピンクデザインでモテ肌押しが正解だよなあーとしか言いようがないんだよね。
それで売れるならともかくだけど(アンケートは参考でしかないよ)そうでないなら自分らの主張を商売に乗せるなって思う。言い方はアレだけど上司の「だから結婚できない女は〜」みたいに言いたくなる気持ちはオレはちょっとわかる。仕事と主張は分けろって思うし。(特に名古屋は東京とは女性自身も価値観が違うしー)
ということでシェアハウス内でとうとう恋人同士に…みたいなテラスハウス展開なのかw(そんなわけねえ)