そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

東京タラレバ娘#4

http://www.ntv.co.jp/tarareba/
脚本:松田裕子 演出:小室直子 原作:東村アキコ
 
展開は原作と同じだけどストーリーはかなりドラマ的に、むしろいい方に変わっててよし。普通におもしろいよw
つーか、始まる前のキャスティングコレジャナイ感どこへいった‥‥というか、まあドラマはドラマでちゃんと独自に展開してるからか、普通にあのキャストでハマってるし。
そして占い館での倫子@吉高サイコーにおかしかった(笑)
占い館に行っていい女になりたいと相談する倫子さん。原作にないけど妙に面白キャラすぎる倫子さん。
 倫子「実はですね、私、自分はそこまでひどくないと思って今まで生きてしまったんです。心の底ではそこそこイケてる、美人じゃないけどそこそこ小綺麗で性格もまあまあ、仕事だって頑張ってるって」
 占い師「世の中の女性を2つに分けたらイイ女のほうに入ると思っていた…ってことね」
 倫子「はい、とんでもない勘違い野郎です、恐ろしい」
吉高ちゃんのこの「恐ろしい」の言い方で爆笑w
しかも「私、いい女になって幸せになりたいんです。いつどこに出会いがあるか教えてください!」と前のめり気味にそこまで一気に言われたら占い師も本気にならざるを得ないよな。倫子さん必死すぎ乙タラ!
いやしかし今回の話、とりあえず涼ちゃんと丸井さんがどクズ、人としてクズってことで。
いやーセカンドだの不倫だのは別に個人の自由だと思うんだけどさ、相手にどういう対応をするのかってのはその人の人となりだよな。ケーキ食ってる途中で追い出すか?里帰りは別居じゃねー!(原作通り)それでもあいつらがいいって言うなら香と小雪は終わってるよ。ただのダメンズだよ。やめたほうがいいとしか。
でもまあKEYが否定する彼女らの女子会はオレも悪いとは思わねーかなあ。単に認識の違い?
倫子たちがカフェで仲間内の婚約を喜び合う20代女子のキラキラさにやられるのもわかるけど、あれもたぶん内心マウンティング合戦やってんだろうしなあ…としか思わないオレは心が汚れてるが、倫子たちが思ってるのもそういうことかと。本気で喜びその時うっかり本音も漏れる、でもそれでいいんじゃないタラか?むしろそうやってちょっとずつ本音を出して関係性を微調整したはてにアラサー女三人で旅館で傷のなめ合いやっても、でもそこに女同士の絆が出来てればよしというか。それ次第?
だから倫子が高校生からの女同士の絆を信じる=女子会大肯定なのは、別にKEYが言うほど彼女らは負け犬じゃなく、それも女の強かさ…という話だったと思ったんだけどな。外からじゃわからない絆はあるし、それはKEYにしたって同じことだと思うけどな。(しかしバンドマンや不倫男の事情なんざ知らん)
てことで今回の話はいい話だった。
念のためにざっくり原作読み返したけど、やっぱり原作はひたすら痛々しいアラサーたちの最後(じゃないけど)のあがきだったから、このドラマのアレンジはちゃんと芯が通ってて好感が持てるw
そういやもうすでに忘れてた(予告見て誰だっけと思ったw)バーテンダーはもこみちかー。日テレだからもこみちなのはわかるが、やっぱりコレジャナイ感wwww