そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

べっぴんさん第19週 いい最終回だったー(違)

http://www.nhk.or.jp/beppinsan/story/week14.html(公式にネタバレあり)

月曜日。
  • 先週末視聴者をやきもきさせた二郎をスカウトに来たレコード会社の人たちがアバンで ちゃんと爪痕を残してて笑ったw いやほんとにスカウトに来ただけなのに変な騒動に巻き込まれてて気の毒だったし、あれをスルーしないところがべっぴんさんだなあーw
  • しかし喜代さんが言うとおりならすみれとさくらは仲悪くなってないはずなのになあ。どういう反面教師なのかと。
  • そいや 二郎がドラムでスカウトされたっていうのは、石原裕次郎の「嵐を呼ぶ男」はもう流行ってたってことなのかなあ。
  • そうか、龍ちゃんのファッションがまんま太陽族か。栄輔さんがやってるアイビーが大流行なのに龍ちゃんは太陽族なのかw(今ごろ)
火曜日。
  • 五十八さんがー (´Д⊂ヽ まだ亡くなってないけど、ええ回やった。
  • 初めて明かされる(家族にも)忠さんとの出会いと喜代さんが坂東家で奉公してた経緯。結婚したり付き合ったりじゃなくても同じ家で奉公してるってだけで良かったというのも、いろいろな見方はあるだろうけどそれはそれで幸せってこともあるのかなあ。
  • それよりも「光り輝く人生」ってどんなリア充や。眩しくて坂東家の皆さんを正視できない…
水曜日。
  • キアリスの歴史はすみれのさくらちゃんへの愛の記録なのだ!やっとそれに気がついたとは…早くバイトさせときゃよかったんだよ。
  • 縫製工場のみなさんがみんなさくらちゃんが来たって盛り上がってるのがなんか微笑ましい。
  • ところで二郎さんは東京に行くのはいいけど五月を置いていかなきゃいけないもか?
木曜日。
  • 最後で泣いてしもた。
金曜日。
  • えー、結局二郎って東京に行かないのかー…はいいんだけど、それが父親が出ていってお母さんは泣いてばかりだと弟が呼びに来たから…って。酷い父親が出てったらなら良かったじゃんよ。そこで二郎を引き止めるのかー
  • いやまあ二郎もママさんに東京じゃ無理と言われ、行かないきっかけを探してたのかなあ。オレなら2年とか3年とか期限決めるけどなあ。まあ赤子は待ってはくれないし、二郎がそう決めたならそれはそれで。
  • 五月の不安、一人で子供を産んで育てられるのかというマタニティーブルーもわかるけど、すみれたちのときは戦争中でそれこそ男たちはみんないない、国がどうなるのかわからないという不安の中での子育てだったんだから、やっぱりもう戦後は遠くになりにけり…なのかなあ。
土曜日。
  • 二郎と五月ちゃんはあれで良かったんだなあ。あの二人の境遇は今だと酷いと思うけどたぶんあの時代はまだ普通だったんだろな。だから夢なんか追わなくてもあれでいいんだろな。すみれたちが特別いいお家だから余計に酷く見えるってのもあるけど。
  • そしてまだ生きてたと思った五十八さんがひっそりと逝ってしもた(/_;)
  • すみれたちが五月に語って聞かせる経験談はそのままキアリスの設立動機と信念なので、さくらにはベストのタイミングで届いてよかった。

二郎の東京行きがなくなったけどその代わりに失われていた家族と、ジャズ喫茶のママさん引退で店を継ぐことになって安定を手に入れたこと、一見二郎が夢を諦めたように思えるけど、今週の話を通して考えるとこれでよかったのかもなあ。

若い二郎は東京に行って成功することは「今」しかないと思ってるけど、ママからしたらそうじゃないってわかってるのかなと。オレもいい年なのでたぶんママと同じように言うと思うけど。
優しい二郎の性格からしたら生き馬の目を抜く芸能界でやっていけるとは思えないってのと、あと音楽のチャンスって「今」じゃなくてもいいような気がすんだよな。二郎がどういう音楽を目指してるかにもよるけど。(これがモデルや俳優なら今しかないと思うけど)
そう思ったら潔と栄輔のこととなんとなくかぶってるようにも思ったというか。
自分の名前を世間に知らしめたい世の中の男を格好良くしたいという承認欲求な目標を持つか、じっくり慌てず時を待って成功するか(いかに失敗しないか)、性格にもよるけど守りたいもの守るべきものがあるかどうかって違いな気もする。そして二郎は後者だしそれでいいんだと思う。音楽はずっと続けられるし、いつか二郎がバズる日も来るかもしれん。