そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦

http://www.superhero-movie.com/
監督:金田治 脚本:米村正二

 
今回は珍しくうちの相方も見に行ったんだけど、最近ろくすっぽ戦隊もライダーも見てないからとりあえず予習としてエグゼイドの貴利矢の最後と先々週先週の話を見せてキャラの説明したり、映画予告編CMにアオニンジャーの八雲とビートバスター陣マサトが出てたから小津翼と八雲の関係を絡めて松本寛也の立ち位置の説明をしといたけど大正解でしたw
ただ思った以上にキュウレンジャーのナーガがたくさん出ていたのでキャラがわからなくて辛かったらしい。さすがにそれは予想外だった。戦隊見てない人はナーガのことは予習しといたほうがいいと思うよ。
それとジュウオウタイガーのアムが思った以上に出番があったけど、なんでアムなのか。監督の趣味なの?(笑)

てことで超スーパーヒーロー大戦、いつもの金田監督×米村脚本は混ぜるな危険、ハチャメチャ上等意味不明…ってのがいつものパターンなんだけど(というのが多いって意味で)、今回はいつも以上に米村さん頑張ったなあーって印象。本当によくこんなハチャメチャな話を一見まともな感じにしたわー。ある意味すごいw
たぶん一番重要ゲストキャラのはずのゲストの霧野エイトくんの事情をすっとぱし、ショッカー首領三世の説明もすっとばし(てか結局どさくさ紛れて騒ぎに便乗したけだだよね?)、スーパー戦隊が混じってることは次元の歪みで片付ける手腕はいつも以上だったw
でもまあ主人公の永夢を差し置いて飛彩メインでエイトくんの気持ちが軸になってるから、本筋?はいつもよりは分かりやすかったかもw
むしろ細かい部分をまったく説明しないってことで逆に潔い感じに。すっ飛ばした部分は好きに補完できるし。
あと年末の平成ジェネレーションズでは見た目的にパックマンを全面に押し出してるのが映画「ピクセル」そのまんまかよって思ったけど、むしろゼビアスが現実世界を攻撃するっていう今回のほうが「ピクセル」な展開だったな。宇宙人じゃないけど。
あ、冒頭で何故か韓国でゲームをやってた白倉さんのゲーム機からゼビアスの宇宙船が出てきたのに笑ったw すごい内トラwww 結局誰が原因って、白倉さんじゃんよw(そうじゃねえ)
韓国から始まったのはキョウリュウジャーブレイブが韓国で作られてるからかな。アマゾンの3人めも続編のやつだよね。番宣www
以下、特にネタバレ配慮なしです。
 
 
ゴライダーの配信はまだ見てないけど(このあと観るよ)、戦隊2000回だしこれが今回の一番の大ネタなんだろうなあ(笑)
仮面ライダーのデザインで色とりどりな戦隊風ヒーロー5人組ってどこに突っ込んでいいのやら。色味はゴレンジャーっぽい原色感だしちょっと懐かしくも新しい感じw
そしてチームエグゼイド、どう考えてもモモタロスが赤でエグゼイドはピンクだよね?モモタロスはモモだからピンク枠って念押ししなくても。そして電王チームで色が揃ってしまうのを回避したモモタロス…って、あ、リュウタロスがいないじゃん!じゃあショウロンポー司令を入れればいいか(違)
緑に久しぶりに北岡先生がやってきてずっとゴロちゃんって言っててなつかしす。ゴロちゃんは今深夜で竜騎士やってるよ!(>絶狼)
10周年の電王はもとより緑枠でゾルダ、青枠の八雲が魔法学校のマジイエロー小津翼先生を呼んだのに出てきたのがビートバスター陣マサトで笑ったw なんのツッコミもなくスルーされたけどすごいメタネタだよwww 八雲ももう少しツッコめよwww
この辺少なくとも2000年以降のライダーと戦隊を網羅してないとって感じに大友向けw
ちなみにキュウレンジャーにも出てる松本寛也は今スーパー戦隊親善大使だそうで。(→http://columbia.jp/kyuranger/special.html

エイトくんと飛彩先生のやり取りとゲーム世界が超スーパーヒーロ大戦のゲームとして現実に侵食してきたこと、スーパーヒーロートーナメントにかこつけてゲームキャラが蘇るのはいいけど、現実のヒーローと一緒くたになってるしそこに紛れてる黒飛彩先生はエイトくんの願望ってことなのか?
はっきりとした敵がわからないままどさくさ紛れのようにショッカー首領三世のダイアモンド☆ユカイはやってくるけど、ぶっちゃけ便乗侵略じゃね?何しにきたのかw(と言うかwiki見たら一応ゲームのキャラなんだね。メチャ唐突)
というか仮面ライダー45年の歴史の中でのショッカー首領3世がもう50過ぎてるおっさんってどうなのよ?どっからきた?(苦笑)
どうせなら復活した貴利矢もっと出してよ!なんで出番があれだけなのか。ゲームキャラならもっと出せばいいじゃんよー。空蝉丸はゲームキャラなのにたくさん出てたのにー。いやウッチーは久しぶりに会えて嬉しかったよ!
というかそもそもあのゲームって死んだキャラは居るのに今生きてる永夢たちは入ってないのか?
あとジューランドが攻撃されたのもアムだけ生き残って人間界にやってきたってのも何がなんだかさっぱりわかんないけど(他のみんなも生き残っててよかった…と思ったけどそもそも大和とみっちゃんは人間だよ)、アムが大活躍なのはまったく文句ないです。
どうでもいいけど最初にゲーム世界にポッピーの護衛でアムが着いていったけど、永夢だとバトルになるからダメって言ったのに速攻アムがバトルになったのは一体w

まあ話はなんとなくでもちゃんとあったし、さすが金田監督のメリハリのきかせ方はわかりやすくていいね。
ただアクションに次つぐアクションが過剰すぎてお腹いっぱいだよ。金田監督のアクションは見せ方上手いし、キャラがわかってるから細かい動きの違いは楽しめるけど、あれぼんやり見てたら全部同じだよなあ〜w (^_^;) もうしっこし減らしても良かったような(その分貴利矢を)
ゲームのトーナメントでライダー&戦隊ヒーロー同士が戦うのとショッカーが連れてきた過去の復活敵キャラ(こいつら結局なんだったんだ?)と飛彩とゲーム世界の黒飛彩が戦うのは、わかっててもみんなサイズ同じだし、最後はまさかの巨大化エグゼイドだけど、本気でこの展開頭おかしいよね?モライマーズロボはちょっと好きかも。
しかし本当にこの話よくまとめたなあ、米村さん…
肝心な本筋にも感想として触れとくと、黒飛彩とか出てきて飛彩の過去の後悔が葛藤になるのかなあと思ったけど、まったくブレない現実世界の飛彩先生はなにげにカッコイイという結論にw
治療を拒否するエイトくんに、たぶん他に何か考えようとしてたんだろうけどエイトくんがゲーム世界に吸い込まれたからどうしようもなかったってことだろうけど。
そのエイトくんは結局ゲームの中で黒飛彩を作ってトゥルーブレイブも…ってのは、結局エイトくんが飛彩先生があの過去の対応を後悔してると思っているからなのかなあと。まさに今流行りの言葉で言えば、エイトくんが飛彩先生の心情を忖度したってことですかね。エイトくんは本当は助けてほしかったってことなのかなあと思ったから、いつもエイトくんのそばにいる黒飛彩先生を作ったのかと。
でも本物の飛彩先生はそこまで患者の心には踏み込まないから、あくまでも本人の意志次第、患者の希望に最大限に応えて助かりたいなら戻ってこいなのが、実は一番患者のことを考えてるってことかなと。まあその過程でナーガや永夢の共感があればこそだけど。
エイトくんが現実には興味がなくて感情が薄いってのをどういう理由かはあえてまったく描かないことでいろんなふうに取れるし、現実が辛くてゲーム世界に逃げても、結局自分が作ったゲーム世界は予定調和でつまらないから永夢たちのいる現実に戻っていく、何か楽しいことはこれからあるかもしれないと感じるってことが大事なのかなあ。オレ解釈。(というか情報量多くて一回見ただけじゃこれが精一杯)
そしてなにげに飛彩先生の自室が出てきたよ! ヽ(´∀`)ノ
まあ思ったよりもハチャメチャではなかったし、電王分多めでモモタロスたくさん出てたんで楽しかった!飛彩先生にフィーチャーしてるのも大変好みでした。
ところでキュウレンジャーが始まる前だから仕方がないけど、ラッキーにラッキーって言わせときゃいいってのは違うと思うよ米村さんw ラッキーってそんなキャラじゃないよな(^_^;)