そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

精霊の守り人2 悲しき破壊神#9(終)

http://www.nhk.or.jp/moribito/season2/
脚本:大森寿美男 演出:加藤拓
 
最後までは見たけど、やっぱりオレこのドラマの世界観はさっぱりわからないしストーリーもまったく納得出来ないよ。全く面白くないんだけど。
つーか1話めの感想で樽酒帝国に対抗してさっさと同盟結べよって言ったんだけど、本当にそういう展開の話、まさか9話かけてやったことが(これから)その同盟を結ぶだけっていうのは一体どうしたら…
しかも新ヨゴ国はそこにまったく噛んでないって、なんでそこまで話が進まないのかとしか。てか巨大な勢力に対抗して同盟を組むか組まないかって、国のトップの考えることじゃないの?なんで国王に疎まれてる皇子とか用心棒がその命運を担ってるんだ?もうさっさと帝殺しちまえよ。
そんでこのシリーズのメインだと思ってたアスラは途中で死んじゃって結局チャグムなの?え、なんで?(マジでなんでとしか突っ込みようがない)
ヒュウゴのやってることもよくわかんなかったし。
あと最終回の話だけでもおかしいと思うのが、カシャルの追手から逃げたヒュウゴとバルサ、怪我したヒュウゴがバルサに足手まといになるから置いて行けと言ってるのにカシャルと話があるというバルサが残ってカシャルに囲まれたところでヒュウゴを船で逃がすって、意味がわかんない。カシャルたちはヒュウゴを追ってたんじゃないの?だったらあんなとこでとどまらないでそのまま船で逃げればよかったんじゃね?
カシャルの女頭領も唐突だし、動物の目を持ってるにしてもいやそこでその馬の?ってよくわからないよ。動物ならなんでもいいんだ?(と言うかああいう部族の頭領があんなにふくよかってそういうもの?カシャルって狩人だよね、いい生活してんなーと思っちゃうというか。
あとカシャルのイメージカラーが緑なのにシハナの村を襲ったタルシュの密偵たちも緑って、もうちょっと考えようよ。(一瞬混乱した)
なんかシハナの目的も個人的だったし国と民族まじりすぎて区別付かないし、どうなってんだ。
とにかく初っ端以降、新ヨゴ国の事情にあまりにも触れなさすぎて、チャグム自体の立場がイマイチよくわかんないし。
あ、別に理解したいわけじゃないからフォローしてくれなくていいですよ。
良かったのはバルサが前回よりも声低くておばさんっぽい(いい意味で)キャラになってて綾瀬はるかが前回よりもキャラとしてハマってたってことくらい。綾瀬はるかすごいなあ。マジで。ただ見た目的にはもう少しきれいな綾瀬はるかが見たいけどさ。あの口調がイカンのだろか。
最後のアクションシーンで飛び込んでくるバルサのカット(後ろ姿でマント投げ捨てるとこ)がすごく漫画的というかイラストっぽい感じで良かった。
そもそもバルサの口調がおばさんっぽいというか文語調でリアリティなさすぎで、ファンタジーにしてもセンスないと思うのでやっぱりこのドラマ自体がまったく趣味じゃないんだよなあ。キャストに好きな俳優さんがいるからってだけで見てるけどマジキツイ。でも次のシーズンも観るよ。最後だし。