http://wwws.warnerbros.co.jp/legobatmanmovie/
監督：クリス・マッケイ 脚本：セス・グラハム＝スミス、クリス・マッケーナ 他
ブロック玩具の「レゴ」を題材に描いた大ヒット3Dアニメ「LEGO（R） ムービー」に登場したバットマンを主人公に描くアドベンチャーアニメ。
寂しがり屋のくせに強がる面倒くさいヒーロー、バットマン。そんな彼のもとに、バットマンに憧れるロビンこと少年ディックがやってくる。ロビンのせいでペースを乱されるバットマンだったが、さらにそこへ、宿敵ジョーカーが宇宙に閉じ込められていた悪者たちを脱走させ、ゴッサムシティを混乱に陥れる事態が発生。街のピンチを救うため、凸凹コンビのバットマン＆ロビンは立ち上がるのだが……。
前作「レゴ(R) ムービー」に引き続きウィル・アーネットがバットマンの声優を務め、宿敵ジョーカー役はザック・ガリフィアナキス、相棒ロビン役はマイケル・セラ、バッドガール役はロザリオ・ドーソン、執事アルフレッド役はレイフ・ファインズがそれぞれ担当。前作でアニメーション共同監督を務めたクリス・マッケイが監督。（「映画.com」より）
初っ端から若干ネタバレだよ！
予想以上に超面白かったー！！
初っ端からバットマンのツッコミモノローグ！レゴのバットマンは確かにこういうキャラだったけど、俺様キャラで自信過剰な自惚れ屋、寂しがり屋の友達いないマンてだけで爆笑（笑）大富豪で街の平和を守るヒーロの日常が寂しすぎて笑うｗｗｗ
おまけにジョーカーは自意識過剰承認欲求強すぎでいじましいし、むしろ可哀想になってくるよ！かまってあげてよバットマン！バットマンに認めてもらえなくて泣きそうになってるジョーカーカワイソすぎてサイコー（笑）
アルフレッドは強気の執事だし勝手に養子押しかけ厨なロビンもなんか明るすぎてキモい。盟友ジム・ゴードンはあっという間に引退。かと思ったらバーバラがやってきてウヤムヤのうちに仲間になったし。正体知らないのにいいんだ？（笑）
しかもちゃんとした悪と戦うアクションもので大コーフン大爆笑でツッコミだらけできっちり盛り上がるところがたーのしーｗｗｗ
そしてスーパーマンちに行ったらジャスティス・リーグ57周年パーティに呼ばれてないバットマンｗｗｗ（これJLのこと知らない人には何が面白いのかわかんないよね？）
しかもジョーカーを送ろうとした宇宙監獄にはまさかのサウロンとか名前を言ってはいけないあの人（ヴォルデモード卿）とかグレムリンとか出てくるしコングもいるし（公開に合わせた？）、エージェントスミス×3人とか世界観違いすぎてもう爆笑ｗｗｗ
おまけにこれ、バットマン映画としてもちゃんと出来が良いね！
ポスターのキャッチコピー、そんなのカンケイねーは吹き替えの小島よしお関係かと思ってたら、そもそも話自体がジョーカーとの関係の話だった！上手いwww
というか吹替版見なきゃそもそも小島よしおのギャグなのも意味ないんだけど、それなのにあえてそれを持ってくるってとこがなんかいろいろツボったｗ むしろだから小島よしおなのか？マジ？
クリストファー・ノーラン監督のダークナイトシリーズはバットマンがいるから悪党もいるみたいな話だったと思うけど、それを逆の方向、ジョーカーがいなければバットマンのいる意味はない…みたいな、バットマン映画としての問いかけもちゃんと出来てることに驚くよ（笑）
結局ジョーカーをライバルとして認めなければバットマンもいる意味はなし、お互い認めあってハッピー！な顛末サイコー！冒頭の格言もマイケル・ジャクソン（の歌）だったけど最後もマイケル・ジャクソンだったしw バカ話なのにしんみりとしたいい話に思えてくる！
あと何気にワムとかの80年代サウンドもおバカっぽくていい！（笑）
前作「LEGO ムービー」はそのメタな入れ子構造のクライマックスがクリエイションとLEGOで遊ぶことそのものへの問いかけだったけど、この作品もレゴバットマンのバットマンのキャラだからこそできるバットマンの本質を曲解して面白く描写した逆説的な問いかけとその答えだったと思う。
哲学的に言おうと思って自分でも何言ってるのかよくわかんないけど、そういうふうにカッコつけて語りたくなるくらい哲学的な素晴らしいバットマン映画だったよ。ほんとすげえｗ
これ一応吹き替え版も見るべきなんだろうか。吹き替えの予告見てると実は字幕の訳がイマイチギャグになってない部分が多いのが気になってるんだけどさ。
公式サイトにあるこの映像集、劇中キャラのメイキングが面白かった。細かいなあｗ
http://wwws.warnerbros.co.jp/legobatmanmovie/videos
