そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

貴族探偵#7

http://www.fujitv.co.jp/kizoku/
脚本:黒岩勉 演出:金井紘 原作:麻耶雄嵩
 
今週の貴族探偵も面白かった!
師匠カッコイイー!ステキー!切子さんが原作では男性キャラだとはなあ。井川遥ナイスキャスティングすぎる。 (*゚∀゚)=3 ムッハー
密室トリックはいかにもあるあるなわりにちょっと捻ってるところも含めて論理的だし(でもあのバッグに戻す鍵はどうかと)、しかも結果的に被害者の都倉家の内情まで解決し、貴族様と女探偵切子との対決も確かにちゃんと推理合戦から最良の結論を導き出すような見事な対決だった。いつもの愛香の妄想推理とは格が違うよ、さすが師匠。
その上でさらに師匠がなぜ殺された?のかという謎が。(ただ死亡届は出てない?>先週)
残念なのは尺の関係上仕方ないんだろうけど、都倉氏がずっと彼を支えてきた事実上内縁関係の秘書、旗手真佐子じゃダメで元銀座のママだった光恵とはあっという間に結婚したのかに触れて欲しかったな。あの会社の内情からすると秘書と子供たちの母親代わり以上にはなれない真佐子さんと違って、経営が傾きかけてる都倉電子を実際支えられる手腕を持った光恵さんを選んだってことだろうけど。だいたい子供たちを放っておいても何も、二人とももういい大人じゃんよ。
それ以前に、実際のところあの中の人間関係として殺す動機があるのも真佐子さんだけってことになるような。貴族様には最初からお見通しってことなのかな。
1年前の事件ということで田中さんの説明文などはともかく、いつもの再現映像が今ほど細かくなく洗練もされてないし、召使いたちの演技への批評もちょっとだけ傾向が違うってとこが細かいw
しかも子供らのアリバイで映画を見に行ったてたのが1年ってことでちょうど暗殺教室卒業編公開時wwwフジテレビwwwおまけに殺せんせーの声はニノだしなw
あとこのときはまだ巡査だった鼻形はおそらくこの手柄で刑事になったのか…ってか、じゃあそもそも鼻形って切子には会ってるんじゃんよ。
そしてGiriの正体は確かに仲間由紀恵だったけど、仲間由紀恵つまり秘書の鈴木!単にGiriの声ってだけじゃなかった!
ドラマ的な演出として秘書の鈴木が仲間由紀恵だというのは、メタ(視聴者)的にGiriの声が仲間由紀恵だと分かっていることが前提なので、その辺もちょっと面白い仕掛けだなあ。というか確信犯w
しかも貴族様と師匠が対決したそのタイミングで愛香が使ってたGiriがアップデートされ仲間由紀恵の声(しかもちょっと拙い)になるというのはどういうことなのか。貴族様の「鈴木に任せる」ということが何を意味するのか。切子さんが追ってた「政宗是正」は誰なのか。謎が謎を呼んでますます謎めいているよ。