そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

宇宙戦隊キュウレンジャー#16「スティンガー、兄との再会」

テレ朝:http://www.tv-asahi.co.jp/kyuranger/ 東映http://www.toei.co.jp/tv/kyuranger/index.html
脚本:毛利亘宏 監督: 加藤弘之
『ねぇ兄貴… 俺はどっかで兄貴は裏切らないって信じてた。俺には…俺には兄貴しかいないから!』
 
やっと今週のキュウレンジャーを見た…けど…チラチラとTLで見かけてたみなさんの嘆きが分かったよ。
チャンプ… (´Д⊂ヽ
というかせっかく11人に増えたのにどんどん減っていってないかキュウレンジャー
今回のストーリーは刻一刻とサソリ兄ちゃんの真意をはかりすぎたけど、結局兄ちゃん裏切ったの?裏切ってないの?どっち?な展開。
いやスコルピオ兄貴、あまりにもあっさりスティンガーたちの前に姿を見せるし、ドン・アルマゲを倒すために寝返ったふりをしてるとか言うから案の定…と思う間もなくドン・アルマゲを倒して自分が宇宙の支配者になるという、とてつもない野心と野望を持っていたよ。兄ちゃん何もかも急展開すぎる。
いやオレはてっきりジャークマターに潜入してたけど結局捕まって本当に洗脳されて、キュウレンジャーの敵になって現れるとか…?って思っていたんだけど、さらにその上をいかれてしまった。クソベタな展開はお呼びでないっとw
やーまさかドン・アルマゲに取って代わろうというモノスゴイ野心があったとは想像もつかなかったよw
というかその辺はスコルピオの元々の人間性がどういう人なのか分からないから何とも言えないんだけどさ。
「俺の罪はいずれ俺の命で償う。だがそれはこの手でドンアルマゲ倒して宇宙を救ってからだ」
とか
「俺は俺のためにこの手で宇宙をつかむ。弱い人間がいくら死んでも構わない。たとえそれが血を分けた兄弟だとしてもな」
とか、どれが本心なのか兄貴?
例えば復活することがわかってるマーダッコを倒して弟たちを信じさせようとしたんだけれど、マーダッコの再生能力はキュウレンジャーたちも知ってるわけで、むしろそれを逆手に取って弟から情報を得ることでジャークマターに対しての忠誠を見せた…にしても、その先が宇宙の平和より自分の野心が本心ならやっぱり敵なわけで。
でもどちらかというと、あそこまでやってどのみち罪にまみれたんだから最後は死んでもジャークマターを潰す気だったってことになるんじゃないかなぁーと思ったり。だってこれ子供向け番組だし、兄ちゃんがとてつもない野心を持っている悪人だったってのはちょっと辛い。
もしくは最後の最後、サソリ兄ちゃんがドン・アルマゲから弟を庇って死ぬときに「俺なんかを信じるなんてな…許せ弟よ…」とか言って死ぬパターンかも?せめてそうだと信じたい。
本心で野望を持ってるんだとすれば、自分の星を滅ぼした時にスティンガーだけでも助けるためにあえて自分でそれをかって出た…というエクスキューズは成り立たなくなるような気がするし。
どちらにしてもサソリ兄貴の野望のためにもドン・アルマゲは邪魔なわけで、でも今この16話時点でそのドン・アルマゲ自身がちゃんと登場してないっていうのは、当然この先なにかものすごい展開があるはずだろうと思うのだ。
なのでもうすでにこれはオレたち視聴者と脚本家他スタッフたちの裏の読みあいなのだ!w サソリ兄貴はいいやつか否か、死に際して野望が果たせないとわかったら急に改心するとかしないとか。どんな最後でもどんと来いだぜ!(笑)
そして予想すらしてなかったチャンプの破壊。アントン博士が元ジャークマターの人間だとしてもサソリ兄貴は仇だし、そんなチャンプが仇よりも相棒を取った!
「馬鹿野郎、兄貴しかいねーとか言いがるんじゃねえ。吾輩がいるじゃねぇか、相棒。お前に敵討ちを託してやる。ありがたく思え!」
泣ける!
チャンプはきっと戻ってくるよ…そして奇跡が起きて記憶もちゃんと残ってるんだよ…そう信じたい… (´Д⊂ヽ
 
予告。
その月とか太陽とかのラッキーは一体…