そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

あなたのことはそれほど#10(終)

http://www.tbs.co.jp/anasore/
脚本:吉澤智子 演出:金子文紀 原作:いくえみ綾
 
とても良い感じに美津ザマアwwwwwwwwwwって展開で終わって胸がスッとしたわー(笑)ほんと、美津の不幸は蜜の味。いいよオレ性格悪いからw
いや、つーかさ、最後あえて涼太に「君のことはそれほど」と言われるためだけにあんなとこまで行った美津さんだけど、あれ本気で元サヤに戻れるって思ってたのかなあ?その気がなかったとは言わないと思うけど、でも、涼太に拒否られた途端にこっちは最初からそんなつもり無かったとばかりに切って返すの、ダサいしカッコ悪い。
たぶんあの場所に行ったのも涼太の言うとおりだろうし、最後まで自分が相手に非難される対象だとは思ってないんだろうなあ…。本当に女性の悪いところを詰め込んだみたいなメンタリティだな、美津さんは!(ワラ
おまけに涼太に「僕ですらいちばん好きない人と結ばれたのに、可哀想」みたいなこと言って見下されるの、本当に痛快だったw ちょっとキラキラした方に寄り道したつもりっていうけど、たぶん一生角を曲がってばかりでまっすぐには生きられないと思うよ!
涼太もこの人それはそれで最悪だと思うけど(美津のせいでそれが露わになっただけだとは思うし)、涼太はあんなバカ女の美津なんかスパッと切っちゃってよかったよ。しかも会社の同僚といるところをいい感じに誤解させたままというトドメ付き。なのでこのまま涼太は小田原さんと幸せになってください。涼太がアレな男でもたぶん小田原さんはそこがいいんだろうから(恋は盲目!)あの二人がくっつく分には問題なし。(オレは腐女子ではないけどゲイは好きなんだよ)

それにしても有島は浮気した事自体はともかく、それを美津のせいにしたり言い訳しなかったとこは素直に偉いと思う。あいつ本当にいいやつだと思うよ?浮気するのはともかく。モテモテのわりにちゃんと相手のことも思いやれるし、そこに真剣になれるやつじゃん。人間として真面目だよな。
そういう意味では自虐良い子の習性として、相手のことはネチネチ責めるけど自分も傷つき、それ自体自分ではどうしようもない麗華さんも時間はかかったけど有島のお陰で元サヤに戻れてよかった。本当に良かった。
いやこの二人は案外正直なところと真面目なところが似た者同士だから戻るべくして戻ったんだと思うけど。むしろ麗華さんのコンプレックスと自虐癖が克服できてよかった。普通夫のことをバイキンとまで思った妻は気持ち的には戻れんよな。だから有島がエラかったよ…麗華さんの性格は変わらないと思うけど、これからも幸せでいて欲しい… (´Д⊂ヽ
そして引っ越したばかりでもう出ていくという横山夫妻、ああいう奴らホント嫌いなんでどうなっても良かったんだけど、まさかの挨拶だけでスルーとは。ほんといろんな人がいますね…としか。最後まで夫婦揃ってすごい感じ悪かった。夫婦が仲良くやってることすらキモイ。
好きなドラマというわけではなかったけど、昼顔や失楽園みたいなドロドロ不倫ドラマ好きじゃないからここまであっけらかんと罪悪感ない、好きという気持ちだけが暴走したヒロインの悪びれなさを描いてたのはすごい。もちろん波瑠じゃなきゃここまで心無いヒロインにはならなかったろうけど。
いやー本当に美津が波瑠で良かった。あの踏んだり蹴ったりな最後の不幸っぷりも、自分らしい暮らしを楽しむ今の美津を思うだけで笑える(笑)バツイチ生活、楽しそうで良かったねw
そしてまさか歯医者の先生のお相手が香子ちゃんだとは。てっきり美津のお母さんかと思っちゃったよ。香子ちゃんもああいうタイプでいいのか…それもさっぱりわからねぇw
いやーとにかく、美津の幸せはどこだ…っていう若干世にも奇妙な物語の不条理落ちみたいでいい最終回だったw ネタとして好きなドラマじゃないけど楽しかったわw