そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

映画 山田孝之3D

http://www.tv-tokyo.co.jp/yamada_cannes/takayuki_yamada_the_movie_3d/
監督:松江哲明山下敦弘

 

俳優・山田孝之カンヌ国際映画祭での受賞を目指す姿を描いた異色のドキュメンタリードラマ「山田孝之のカンヌ映画祭」から生まれた3D映画。
幼少期から初恋、芝居や家族、死生観に至るまで、山田孝之の過去と現在、そして未来を、イリュージョンのような言葉と映像で表現。摩訶不思議な「山田孝之ワールド」を3Dで体感できる。「山田孝之のカンヌ映画祭」の松江哲明監督と山下敦弘監督が引き続きメガホンを取り、カンヌ国際映画祭での受賞という目標を継続。ドラマの最終話では、本作が実際にカンヌ国際映画祭に正式応募される様子が放送された。ドラマにも出演した芦田愛菜が友情出演。(「映画.com」より)

 
ポスターそのまんまで3Dでクロマキー合成使ったドラッグビデオみたいな、ソファに座った山田様が延々とこれまでを語るだけのインタビュー映像だった。時々くる眠気凄まじいw(単純に寝不足で眠かったのもある)
山田様ファンとしてはつまんなくはない、むしろ興味深いんだけど、始まってしばらくはこんな感じで見てた。

芦田愛菜さんがいうには爆発で終わった「カンヌ〜」のあと、とにかく最後までやろうと芦田愛菜さんが言ったので企画されたということらしい。
とりあえず、
・山下監督と和やかに話しててよかった(インタビュアーは山下監督)
山田孝之漫☆画太郎先生の漫画を実写化(マジ)
長澤まさみが好きになったのは最近らしい
・内容は嘘かほんとか演技なのか素なのかわからないけど、珍しく左手薬指に指輪してた
芦田愛菜先生は大人だ
ってとこか。ちなみにパンフはなかった。ちぇー。
最後まで「山田孝之」という宇宙的虚無、もしくはエヴァ最終回みたいな感じだった。むしろ宗教的洗脳ムービー(笑)
その割に変な合成と3D映像なせいかそこまで退屈はしなかったけど、たぶん山田様を知らない人や、それ以上に「山田孝之のカンヌ映画祭」(全部見てるけど8話までしか感想書いてないや)を見てない人には何が何やらだろうと思うような、実験的かつ前衛作品(に思えるようなやり方)
彼が語ってることと画面映像自体(加工された映像や合成画像)はリンクしてるので、語ってないこと補完や深読みを強いられるような感じがあって気は抜けないw
生い立ちから始まり実家跡に行って終わるその語りの内容自体なかなか興味深いんだけど、どこまでが本気なのかについてはそもそも「カンヌ〜」の河瀬監督回のときも本気なのかどうなのかわからなかったんで、これが本当の素なのかはわからない…みたいな?
全部とは言わないけど半分くらいは演技かもしれない。もしくはどっちもありかもしれない。
あと3.11のときには「荒川アンダーザブリッジ」をやってたらしいけど、その時なぜそうまでして作品を撮らなかればいけないのかと思ったことや、演技をするというのはどういうことかなどなど、32歳の俳優にしては達観した(演技?)すごい告白をしてるような雰囲気もある。(しかしモーレツな眠気によりちょっとオレの意識が途切れ気味だったので肝心なところは見逃したかもしれない)
もちろん山田様をずっと見つめてきた、これからも見つめていきたい人にしか薦めないデスw
 
このレビュー、すごくわかるw

そういやいつ童貞を捨てたかって質問があるんだけど、それ聞いてなんか脳内で何とも言えないものが渦巻いたデスよ… そうか…そうかー…