そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

僕たちがやりました#4

https://www.ktv.jp/bokuyari/index.html
脚本:徳永友一 演出:瑠東東一郎 原作:金城宗幸(漫画:荒木光
 
市橋が自分には将来の夢があったのになんで俺だけが…とか言ってたけどさー、そもそもお前がマルをリンチしたからだよな、としか。自業自得と言うには釣り合わないけど原因と結果って意味ではなるべくしてなったとしか。因果応報?
破壊衝動がありあまってて暴れるとか気に入らないからカツアゲするとかってレベルじゃない、いじめられっ子同士で殺し合いをさせるようなリンチを普通にやってる人間はまともじゃないしああいう奴らは普通に社会に出てこられても困るんだけど。だからといってあの結果は「当然」ではないし、市橋にとっちゃ「若い頃はやんちゃしたよなあー」ってくらい、まったく普通の、若いときの思い出にもならないような取るに足らない出来事だったにしても、お前がそれを言うなという。馬鹿なのかなー、いやバカなんだろうけど。
これトビオもだけど、やったこととの結果がその後の思い描く自分の人生に何の影響も与えるわけがないと勝手に思い込んでる頭の悪さ、ある意味サイコパスだと思うんだけど、その辺の感覚がとてもすごく上手く描写されててちょっと面白くなってきた。
あと不快さはこいつらがそのうち酷い目に遭うときのためのスパイス、最終的に酷い報いは受けて痛い目にあって欲しいな。
トビオや市橋程度に人生考えてる若者は、こいつらのこと明日は我が身で考えてみろよとしか。
悪いことをして刑務所に行ってその後の人生は底辺でしか生きられないだろうという自覚があるならまだしも、あいつらって自分が普通で前途洋々の人生が広がってるって無自覚に信じてるからたちが悪いんだよ。将来当たり前に成功してる人生があるから今やってることはそれに何の影響も与えないはずという、逆の意味で担保されてると信じられる頭の悪さというか。
やったことが「悪いこと」なら当然その後の人生真っ当に歩めるわけねーだろバカが。いじめっ子の犯罪者は自分がやったことを悪いこと(犯罪)だと思ってないからのんきに普通の暮らしを享受するってやつだな。
それにしても五人五様の頭の悪さにブレがなくてすごいぜ。
なんだかんだパイセンはヤクザの息子だし伊佐美もアホだから自滅しそうだし、マルはあいつ生きてても意味ねー本気のクズだからこの先の人生で他人に迷惑かける前に華々しく散って欲しいなー。マジで。
トビオはなんだかんだいっても上手いこと人生逃げ延びそうだから、罪悪感だけ抱いて生きろ。市橋はどうなんかな、真剣佑だから生きてて欲しい気はするけど、ああいうタイプ生きてても迷惑なだけだから事故とかで死んでもいいよ。自分おのやったこと一生反省しないタイプだよな。どういう家庭環境で育ったらああなるんだろう?地方で長期監禁事件とかリンチ殺人とかやるタイプだよなー。まあこのドラマでのあいつらの行く末は見届けたい。
今事件の真相がわからないままみんなバラバラの思惑で動いてて、本当に真相を知ってる人間が一人もいないってのはちょっとおもしろいし。
そしてトビオはホームレスのゲイに本当に襲われてるのか、いくらなんでもあんなところでケツ貸せって言われてもwwwところでオレは最近の桐山レンレンはどうしてもリトル斎藤工に見えてしょうがないんだが(いろいろゴメン)