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脚本：高橋悠也 監督：中澤祥次郎
『勝利の法則は決まった』『なんじゃそりゃ』
仮面ライダービルドのこの声優みたいに滑舌の良いしゃべりと声の感じとキャラ、結構オレが好きなタイプかもと思うと楽しみー♪
なんでここでゲンムなのかはわかんないんだけど、エグゼイドを探すビルドはこのあと劇場版で無事にエグゼイドの成分を採取できたわけですね。いいけどなぜかゾンビじゃなくゲンムで戦ってる黎斗のライフを勘違いで一つ減らしていったのは迷惑よね。あと3つじゃん。
さて来週が最終回のエグゼイドですが、エグゼイド自体は全然好きだしすごく楽しんでるんだけど、本当に今のこの展開は何が何だか分からない。なんだこの場当たり的な感動展開。
正直とてもイベント的な感じでポッピーとパラドが退場したのもお勤めご苦労様でした！っていう気持ちなんだけど、お子様層が泣けて、ファンのみんなが二人の退場に感動したって言うなら別にそれはそれでオッケーです。
でもポッピーもパラドも一見人間の為に犠牲になったような感動展開なんだろうけど、なぜあの二人が犠牲にならなきゃいけないのか全然わかんないんだけど。
そもそもバグスター、てかポッピーの体にガシャットを挿してゲムデウスウイルスのワクチンを患者に届けるとかそんな能力あったっけ。しかもそれでポッピーが消えてなくなるって、なぜ？
バグスターとはいってもポッピーは人間の役に立つバグスターだし、バグスターを全て消滅させなければいけないって言う話だったっけこれ。
ポッピーに続きパラドまで人間の為にその命を使って消滅したけど、何が償いでその必然性があったのかどうかさっぱり分からないや。悪いのはバグスターではなくそれを生んだ黎斗や正宗社長じゃね？だってバグスターは単にゲーム内の敵キャラだろよ。そうプログラミングされて生み出されたんだから…あとバグスターがすべて消えなきゃいけないなら黎斗と貴利矢も消滅しなければいけないの？
ただ黎斗にとってのポッピーが消えるということに意味はあるのでそこはいい。そういうキャラクターに紐付けされた 展開は良いんだけど、すごく大雑把にみんなが好む感動展開になってるのはすごく解せないってだけなんだ。あとパラド消えたら永夢変身できねーじゃんよ。
それはともかく正宗社長は最後まで悪役というより単なるゲームのラスボスとして潔いね。だって彼の何が悪なのかもわからないから。バグスターを絶版したこと？仮面ライダークロニクルを全世界に向けて売ろうとしたこと？だからそもそも全世界の人間が現実世界でカメクロをやる意味は？世界征服なのか、あと冬の平ジェネのDr.パックマン、財前教授のことも忘れないで！結局ゲノムプロジェクトやらバグスターウィルスとは一体なんだったのか。
それと正宗社長の幻夢コーポレーションって社長がコロコロ変わってるけど、株主とかどう思ってんのかな。当然株式会社だよね。だとしたら株持ってんのは檀正宗社長や壇黎斗じゃないかと思うんだけど、別に誰かに乗っ取られてるわけでもなさそうだし、どう考えたって他人の手に渡ってないと思うんだけどｗ（というか黎斗が筆頭株主なんじゃね？）
『ポッピーは人間を救うために、最後まで戦い抜いたんだ』さよならポッピー…看護師バグスターとして命燃やした！
『これで少しは償えたかな』さよならパラド…たぶん償えたと思うよ！
そしてラスボスゲムデウス攻略、よく考えたらスゴイ久しぶりのCG巨大バグスター。
なかなか攻略できないゲムデウスに対してマイティレベル1で挑むのが無謀って、おいおいみんな初心に返れよ忘れんなよ。巨大バグスターを倒すのはゲームの攻略云々というよりそもそもこの番組の最初のお約束、「巨大バグスターを患者と分離するためにはレベル1でオペをする」という本当に基本のとこだよね。いや永夢はそれを忘れてなかったってことだけど、ポッピーの消滅からの流れでそれを思い出す永夢が、ゲーマーとしてじゃなく医者として治療をしようとする…というのはなるほどって話。最後にちゃんと仮面ライダー＝医者として、患者（＝壇正宗）の治療で締めたのは良かったです。
そういうとこ、医者テーマの再確認と長い長い伏線だと思うとすごい上手い展開なんだけど、駆け足だしイベント的すぎてカタルシスがないのが残念。話数がちゃんと例年どおりあればなあ。（今さら）
てゆーかゲンムのレベル1て初めて出てきたよね？（最初にもいたらしい。いたっけ？いたような気も＞コメ欄）
予告。
とうとう最終回かー。1年間ありがとう！いいキャラたちだったよ…
