そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

セシルのもくろみ#7

http://www.fujitv.co.jp/Cecile/
脚本:ひかわかよ 演出:高野舞 原作:唯川恵
 
今週も面白かった!
ただ普通の人が望むようなファッション誌のモデル同士の足の引っ張り合いとか意地悪とか、そういうドロドロしたキャッチーな話じゃないので、視聴率的には難しいのかなあ。逆にオレはこういう全うなスポ根路線でよかったと思うんだけど。
今回も奈央、つまりミヤジは頑張った。話し方教室から何からとにかく努力でどうにかなる範囲では頑張った。あとなんか旦那と息子がトークショーに応援に来てハラハラしながら見守ってくれてるの、オレもハラハラしたしなんかホッとしたw
んで、舞子が奈央に対して厳しいこと言うのはたぶん意地悪じゃないし、ハマユカが抜けたあとカバーを任され、新編集長はその舞子と懇意な黒沢さんの後輩編集者ってことで、舞子はヴァニティを改革しようとしてるんだとは思うけど、まあそれもわからんでもない。だって明らかに迷走してたしなあ。その迷走してるのを延々前半で見せられてたわけだし。ただイマドキそんなハイセンスを目指すファッション誌が受けるかどうかと言われたらたぶん難しいと思うな。単にハイセンスで高い購買力を持つ小金持ち主婦層に売り込みしたいブランドの使いっぱでしかないと思うけど。(そこまで業界詳しくはないけどいまファッション誌が売れてないのは確かだし、オレも最近マジ買ってないし見てもない)
たぶん舞子からしたら庶民に媚びるような企画や安い主婦の読モ上がりな奈央はいらないってことだと思うけど、ミヤジ的にはそこをどう挽回するのかってことになるのかな。おそらくやれば出来る真木よう子ってことだと思うけど。
まあ変に描写がリアルなせいで、逆に一般に受けにくい展開なのは否めない。
あと奈央と江里のコンビ解消で奈央と組んだメガネ女子の平井さんの企画が当たったってことは、やっぱり江里の編集ライターとしての能力が劣ってたと証明されてしまったのがよくわかりましたよ。モデルのせいじゃねえ、企画力とそれを受けるように構成するノウハウの問題だった。江里のやる気は買うけどレイナを使った企画もあまりにファッション誌じゃなくてもいいダサい企画だし、しかも私服プレゼントで読者を釣ろうとするとか、ツッコミは入らなかったけどそういうの良くないと思うよ?
しかし南城編集長とハマユカが立ち上げる予定だった新雑誌がポシャったのはなぜなんだ?なんか社内政治の力が働いたのかどうか、そこははっきりさせて欲しいところ。先週のブランドの引き上げの件のせいじゃないよなあ…(ありそう?)
まあ社内的に権力持ってるのは舞子なのか、はたまたレイナはそういうのは関係ないのか。(結局前回の騒動のことは突っ込まれなかったのか?)
それに絡んでるのかどうかだけど、黒沢さんが新編集長になれなかったのはマジで「女性だから」ってことなのかなあ。なんだかんだありがちな話ではあると思うけど、モデル一辺倒のハマユカよりもマスコミで認知度がある舞子のほうがバリューがあるってのも厳しいし。
ハマユカにはちょっと同情。離婚したばっかでいろいろ心機一転しようと思ってただろうにってのも込みで。時代は変わりつつあるってことなのか?
あと最近妙に前に出てきてるファニーフェイスの小池さんは意外と使えるのかな。てか山上さんにグイグイいってるけど、江里は何も言う権利はないよなあw
予告の女ばかりの中華飯が怖すぎる。何が起こるのか…