そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ダンケルク・2回め(IMAX・字幕)

http://wwws.warnerbros.co.jp/dunkirk/
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
 
 
相方に付き合っての二回目。(今度はTOHOシネマズのIMAX)も面白かった!たまたま席が前の方だったんでど迫力だし、あの緊迫感は癖になるな。
一回目はそうでもなかったのに、パンフ読んだせいでお天気の繋ぎがめっちゃ気になって仕方なかった。でもあれはしょうがないかw
構成がわかってるから頭のなかで実際のタイムラインを組み立てながら見たんだけど、キーになる出来事がちょこちょこ起こっててそれが視点を変えて何度かでてきて…というのを確認しながらなので、ちゃんと時制も確認できて回収したし(構成のせいで伏線じゃないことが伏線化してしまうすごさ)、空と海→陸の一致点もよくわかった。
出来事が、早い順に戦闘機→船→砂浜と起こってて、それが違う見え方のシーンから収束して、ああここか!ってなっていくところはちょっとしたカタルシスですね。あと謎の英国人キリアン・マーフィーがUボートにやられるもしくはその後拾われるまで1,2日くらいあるんじゃね?ってのと、なぜ海軍以外のイギリス人は潮の満ち引きを3時間毎だと思ってるのか。海軍じゃなくても6時間だって知ってるぞ?w
あとやっぱり何が時間的なゴールなのかは、イギリス人はみんなわかってるんだろうけどオレたち的には説明がなかったのでちょっとわかりにくいかも。なぜその日じゃないとダメなのか、最初にダンケルク撤退作戦、いわゆるダイナモ作戦の概要だけでも言ってくれてればと。奇跡の撤退が完了したところが映画的にはゴールなんだけど、理解としてはそうじゃねえだろって気が(ただ本当にこのあと本格的に世界大戦になっていくからこれからが地獄なんだよねえ。ロンドン大空襲もとかあったはずだし)
あとこの撤退の真の意味もわかってないと何がどうだったのかわからないと思うんだけどなーと。(全部パンフに書いてある)
しかし思ってた以上に何もかもが本物でCGなしだと思うと本当にすごいな。画面が大きかったせいか戦闘機視点がグルグルしたよ。IMAXカメラすげえ。
あと最初に見たときも思ったけど、主人公のトミーの中の人は佐藤健にちょっと似てる気がする。ギブソン綾野剛でもいいよw