そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

ブログ、感想は見た日の分にアップしたいので過去ログがいきなり埋まってることもあるってよ。

ウエストワールド

https://www.star-ch.jp/drama/westworld/
 
JJエイブラムス製作ってこと以外特に知らずに見てましたが、マイケル・クライトンが1973年に監督したユル・ブリンナー主演「ウエストワールド」のリメイクだったのか。
いやそれ自体知らなかったけど、通りで設定からテーマ的なことから今さら感と言うか古臭いなあと思ったわけですが、古典SF映画なら仕方がない。
あとクリストファー・ノーランの弟のジョナサン・ノーランが噛んでると。
1,2話め見損ねたせいか、古典SFとしては定番おきまりのAIロボットの自我の芽生えというネタのせいか終盤までずっと面白いと思えなくて、最終話でやっと多少は面白みを感じたくらい。
というかオレ基本的に謎のための謎展開が好きじゃないので、途中の展開がかなり間延びしてると思ったし。
元の原作映画とどれくらい違うのかはわからないけど、アンソニー・ホプキンスエド・ハリスが共演してるということ以外興味が持てなくて。いやそれにしてもエド・ハリスがずいぶん長い間「謎の男」すぎて、最終話で彼が誰なのか明らかになったときはさすがに「はあ〜?」って思いましたw
あ、こんな中途半端な感想なので、あえてネタバレはしません。
アーノルドの方はこの手のSFではベタな展開なので途中からなんとなく予想が付いてたんだけど、さすがにエド・ハリスの正体はちょっとビックリしたというか、今までドロレスに見えてたものは何だったのかと。その前提を共有してないせいか、そのドラマ描写を含めて本当に不意打ちすぎて。いやそこを問題にしてない視聴者なら全然どうでもいいと思うんだけど、だからこそこのドラマはどうなんだと。
やっぱり謎のための謎展開を見せるドラマは苦手だなあ。若干…半分くらいは時間返して欲しい気持ち。エド・ハリスは年取ってもカッコ良くてそこは良かったんだけど。
あとこのテーマパーク自体は他の時代と場所のパークもあって、最終話には侍もちょこっと出てきたんだけどそれでもやっぱり西部劇が舞台ってことでは、アメリカ人ってオレたち日本人が幕末ものが好きなくらいには南北戦争〜直後のネタが好きなんだなあとなぜか実感した(笑)西部劇はアメリカ人の見果てぬロマンなんだね!w
まあとにかくストーリー的には謎を見せる展開なんだけどそれがイマイチよくわからない上に、1話めを見てないせいかどうか、誰がホストで誰が現実の客なのかよくわからないのもマイナス。というかそこずっと引っかかってたけど、明らかにするとエド・ハリスの正体的に辻褄合わなくなるからかなあ?
あとシナリオの変更とそれ以外の現実世界での陰謀がまったくよくわからなくて、誰が情報を持ち出そうとして何の得があってそのために殺されたあの人やこの人が何のために殺されたのかもわからず、非常にスッキリしない展開でした。物語のカギを握る〈迷路〉のくだりも何がいいたのか何が何やら。
まあどちらかと言うとオススメしないテイストの感想になってしまったけど、面白いかと言われた全然…としか言い様がないので、エド・ハリスアンソニー・ホプキンスジェームズ・マースデン辺りを見たいならというくらいでした。