そこがミソ。-ドラマや特撮感想などを気ままに

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仮面ライダービルド#8「メモリーが語りはじめる」

テレ朝 http://www.tv-asahi.co.jp/build/ 東映 http://www.toei.co.jp/tv/build/
脚本:武藤将吾 監督:中澤祥次郎
『桐生戦兎ならそれが出来る。万丈龍我ならそれが使える…』
 
東都首相の氷室泰山って、そうか、光を浴びてないのか。
にしても、日本を分断するあの天変地異(だよね)から10年も経って現状を認識してないってのもおかしな話で。てか三都の上の人たちみんな10年間もトップに居続けてるの?そのほうが異常じゃね?
葛城巧がビルドに関する重要なデータを母親のもとに預けたことからの一連の出来事は、今までのライダーにないような展開で面白かった!
幻徳は葛城の遺書と引き換えに母親からデータを預けてある貸金庫の鍵を手に入れたけど、それは信用できない人間が現われたときのためのハズレだったと。
そういう準備しておくような用心深い人間だった葛城巧を幻徳は悪魔の科学者といい、更には母親に感謝するような人間かと言ったけど、実際の葛城巧は死ぬ前に母親のもとに現われて大事なデータを保険をかけつつ託し、甘い卵焼きを美味しいと言って食べるような青年だったし、そもそも父親のことを尊敬して同じ科学者を志望するような人間だったわけで。
その葛城の好物の甘い卵焼きを涙を流しながら美味いと言って食べる戦兎を母親が信用しないはずがなく、大事なデータは無事に戦兎たちの手に渡ったのであった…と。これぞドラマ的な説得力!そうそう、こういうストーリーが見たかったの!

そしてナイトローグはともかくスタークはそのデータを必要とはしていなくて、むしろ戦兎たちに渡したかった…ってことは、やっぱりなんとなく中身はマスターな気がしなくもないんだけどなあ。さすがにマスターがバイトしにいってたタイミングとスタークの出現(出番)を突き合わせる暇はないけど、今のところの流れではなんとなくそんな気が。
一般人のお母さんにネビュラガスを注入って相変わらず幻徳たちファウストは酷いことするなあと思うんだけど、たぶんそれもビルドがガスを抽出できるからという前提だろうし、お母さんが囚われた時の記憶をなくしてしまっても預かった鍵がないから言うとおりにしたはず…っていう、こういう流れはいいなあ。まさにドラマ的な説得力!
これ葛城巧が本当に生きてたら、戦兎もあの甘い卵焼きを食べたっていうのが伏線になりそうな気がするけどどうなんだろ。
あとはあの研究日誌の「産んでくれてありがとう」のメッセージが嘘じゃないように…!まあハズレメッセージを見るに彼は思ったよりまともなので大丈夫かな?これが説得力!
それにしてもナイトローグの変身の格好良さよ!ミストはともかく何あの花火w
そんで先週に続いて中澤監督のアクション回カッコイー!
ナイトローグとビルドのアクション、ビルドがフォームチェンジしながら戦ったり派手な必殺技使ったりするのを軽くいなしつつロケットという飛び道具もありだし、武器や変身ギミックを上手く使って互角っぽく戦うのカッコイイ。
スタークと龍我はあくまでも片方は生身の格闘なので地味だけど、背景としてはじゅうぶんだし、龍我がアクションするときは確かにあのお高いテーラー東洋のスカジャンは着せられないよなwってことでのコスプレなのか?w
最後はまさかロケットで飛んで逃げるとか、絵面的にもなんか斬新だったwどこまで飛んだんだ?いやーハラハラした!こんなにちゃんとハラハラする展開って!(;゚∀゚)=3ムッハー
にしても、葛城巧の好物だった甘い卵焼きを戦兎は美味しく頂いたのに対して龍我は不味いって言ったの、葛城や戦兎は脳を使うから糖分が必要で龍我は肉体派なので塩っ気のあるものが好きだからってことかなあwしかし車のトランクルームで甘い卵焼きのゲップ…リアルに想像してしまいオレでも勘弁ってちょっと思ったw
 
予告。
そもそもなぜ幻徳がライダーシステムを軍事利用しようとしてるのかって話じゃね?ライダー=パーフェクトソルジャー的な扱いなのかな。東都は軍備を強化してどうすんだ?